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あるにもどるたび
「いいね。あらゆる段階の御方が存在しているおかげであなたはあなたにもどれるのだから」
『とてつもない愛です』
「神の御業。愛の御業。宇宙の御業。そのうえ、観念通り完璧に経験できる世界に生まれてるのだから、誰もがしあわせだよ」
『まだ自我をつかんでいても?』
「いい。そのままでいい。あなたがそれを楽しめているのであれば」
『でも。ほんとうのじぶんに戻りたいのです。目覚めたい』
「それもいいね。戻った瞬間、自我は消える。世界に存在しているようにみえるあらゆる問題もすべて消える。自我には影も形もないから。しかし。どのように生きようともあなたの人生にはあなたしかいない」
『すばらしき鏡の世。かがみから”が”が消えれば、ありのままの世界に在るだけですね』
「シンプル。だが、あなたはつい考えてしまう。自我はいつまでも存在してたいから」
『ええ。理解しようといつまでも』
「いつか気づく。この考えは・・。この知識は・・。どこにもゴールはない!わたしに永久の幸せをもたらさない!と」
『ほんとうのわたしのおはなしをおききしたいのですが』
「あなたではないあなたのことだね。もうなんどもここに書いてるよ」
『・・はい。スビバセン。それでもどうか』
「いのち」
『命はそれぞれの個にあります。魂とも・・』
「それは思考だね。呼び方などはなんでもいいが」
『!』
「在ることで、もどるべきあなたの居場所はまんなかだよ。そこに戻ってはじめていのちとは何かを理解する。あなたのおっしゃる魂のことだが」
『な、なるほど。といってもまだこれは知的理解にすぎないのですね?』
「すばらしい。それでもあなたはかなり進化した。それは通常の人が考える進化でなく、真の進化といえる」
『イエスやブッダとおなじ景色をみたいのです』
「もうみているよ。でも彼らをあなたの外側に置いている限り、空でなく、ただ色の世界を楽しんでいることになるだろう」
『どういうことです?』
「この人生という舞台においては、あなたが主役。それでいて、現世とは鏡の世ゆえ”が”が消えるとあなたはわたしでありわたしはあなた。一者しかいないということだね。そこではじめて(じっさいにははじめてではないが)あなたというかみさまは、現世でなく常世にいたことに気づく」
『!そういうことですか。わたし以上の存在がいると空想していました💦』
「ははは。人間とはそういうものだよ。でもじっさいにはあなた以外のもの、たとえばアリさんや黒茶のGさん、キリンさんやクジラさんなども、あなた以下でもなければあなた以上でもない」
『すごい・・すごい御業』
「愛も霊も高次も、他者も自然も、ぜんぶ在っての一者だ。意識をひろげなされ。自我さんで世界をみるも面白いがそれでは意識はひろがらず、あなたはほんとうのあなたに目覚めることはできない」
『・・なるほど。あたま物語から出よ、と』
「そうなんども書いたね」
『スビバセン💦』
「あやまる必要はないよ。なんど書いてもこれは理解しがたいことだから。在る、つまり”己を知る”とはそのようなものだ」
『なにが起きても大丈夫。拈華微笑の意味がすこしわかる気がします』
「真理において、あなたは人間じゃない。でもこれは思考から出てあなたのそこにある至福や存在、意識(絶対意識、あい)をおもいだしてはじめて理解する。人間を楽しむことも素晴らしいが、かみの子はまたかみにしか戻れないだろう。つまり、霊止は消えない」
『な、なるほど。人間の思考で理解しようとするとわからない世界です』
「すべてのすべてであるあなたが人間という境界、そのひとつのせまい枠におさまるはずない」
『人間とはいったいどこまでを人間というのか・・』
「覚えていてくれたのだね」
『つい最近まで、皮一枚外側は自分ではない、と勘違いしておりました💦』
「境界はどこにもないよ。せかいのどこにも」
『拈華微笑』
「あなたがいうでない!あ、いっていい🤣🤣🤣」
『わたしのおかげで、ことわりがまた解けました💚』
「ことわりを解くと書いて、理解とよむ。そのこころは?」
『わたしとはなにか』
「すばらしい✨」
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