2023.01.20の覚え
日が落ちた頃、嫁母がお好み焼き的なモノを作ってくれたんだよ。
その前後…部屋から出る時に下がる段差に足を取られたのか、転んでしまった。
多分キッチンへ出る段差でスリッパを捉えそこねた足を捻り倒れたのかと思われる。
頭を打った。
右耳の上辺りに久しぶりにデカいたんこぶをこさえてしまった。
"たんこぶ"…いつ以来だろうか…
打ち所が悪ければ大事になっていたんだろうな。
後から考えても、死なないまでも大変な怪我をしてしまうところだった…
よかった…
その日の晩にはジャンクな菓子を喰っていたら、昔の歯の治療痕が取れてしまうアクシデントも…
昔からこの時期にはいい思い出はなく、ヤバかった記憶しかないんだな。
嫁さんと暮らし始めてからでも、脳梗塞や腕の骨折もこの時期だったよ。
不思議で有り難いのはここで気付きを貰えることだ。
「危なかったね!」…というところで留まっていれることが誠に感謝しかない。
「此処から先は危ないぜ…」を嫁さんも感じているのだろう。
物凄く気温の下がった昨晩は入浴の手順をレクチャーされた。
「お酒呑んでるんだから、一気に入っちゃダメだよ!足から徐々に浸かっていくんだよ!」
と…くどい程言われ浴室へ…
よしよし…とりあえず足から…足にお湯をかけてと…足だけ浸かって…
……
あ”あ”あ”あ”あ”ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
熱湯風呂とか罰ゲームとかを超えた温度感だった…
多分俺が入る前に追い焚きしてくれた嫁さんの愛情なのだろう…でもこれは無理なヤツだ…
私は嫁さんを愛しているし、どちらかといえばMっ気もある…嫁さんに強要されるならなんとか堪えてみようかとも思えないこともないが…この温度はプレイを超えている!
だいたい嫁さんとプレイ的なモノを楽しんだこともない!
水を足してなんとか耐えうる温度に落として風呂を済ませた。
風呂から出ると嫁さんにぶちまける…
死ぬかと思ったがねぇーーーー!
って嫁さんをハグして匂いを嗅いで体温を感じて…
うん…満足…
嫁さんの私に対してのしくじりなんてのは別にどうでもよい…
嫁さんがホントに「しまった!」と思わなければそれでいいのだ…
あ…今わかった…
うっかり大怪我したり、死んじまったりしちゃいけないんだな…
そーそー…
嫁さんを看取れるくらい長生きしたいんだった…
忘れているわけではないんだが、あまり長生きにも向いていないのかもしれない…