気力が落ちて来ているのか…いや…もう少し…
今の仕事も続けて20年を過ぎ、私自身も起こる様々なことに細々と惑わされることもなくなって来ていると思うのだが…
なんかここに来て段々馬鹿馬鹿しく思えてきた…
業務を上手く捌ききれずに
”参ったな…どうしよう?…”
みたいな夢をみて夜中に目を覚ますなど…
精神的にこんなリスクを負い続けながら金を稼がなければいけないのか?と…
私は金持ちではないので、この先もしばらくは…というか働けるうちは働かなければならないのは重々理解しているのだけれど…
私は対価としてお金を得て来たけど、そうまで身や心を擦り減らす価値のあることか?と…
私にそれらを気付かせて頂いた御客様達が、他界されてしまっているってのは大きいのかもしれない。
自分が堪える理由が職場に見出だせなくなっているんだろう。
そうは言っても金は稼がねばならず、一般的な定年まではあと5年程ある…
少し頑張るのを辞めてみたいとも思うのだが、そうしてしまうと一気にモチベーションは下がる一方で元に戻す要素も見出だせなくなってしまいそう…
残り年数を思うと、諦めてしまうにはまだ早い…
今までは”そんなんじゃアカン!”なんて思ってきたけど…
と、書いたのはほぼ3ヶ月前…
少し引いて考えてみる…
誰かのせいにしたい訳ではないが、取り巻く本来頼るべき小偉い方々があまりにもつれなくて、上からの通達を下へ受け流すタイプの人だらけなので、そんな風に思ってしまうようだ。
以前から心掛けていたのは、どんな仕事、業務でも自分の最善を尽くしてのぞみ、結果の如何を問わずに「やりきった」という実感とともに次に繋げられることが良しとの思いだ。
結果も出なかったしやりきらず…ではどちらもいけない。
やったけど駄目だったのなら反省のしようもある。
やらなかったことなどはなんの理由にもならないのだから、せめてやった上で結果を仰ぐべきだろう。
どんなに酷い仕事であろうと目一杯やる。
結果がどうであろうと目一杯やる。
そして明日に繋げるいい酒を呑んで一日を終える…
確かどん底の頃にもそんな風に思っていたことを思い出した。
まだもうちょっと頑張ってみようという気がしてきたよ。
これは自分との闘いなんだね…