韻か語感か?
先日行った人間ドックの結果が郵送されて来た。
精密検査の紹介状が同封されていないことを祈りながら“とんがれ…とんがれ…"とジワジワ開いていく。
えー入ってるじゃーん!
ここ数年は判定結果C、要経過観察とされているのは腹部エコーによる"肝嚢胞”のみであった。
肝嚢胞…肝臓にポリープらしいね、大半良性で育ち具合を観察するものらしい。
検査員の女性は焦っていた。見当たらないんですと…いつもより余計にヌルヌルされ「お腹膨らませて〜止めて!」の無限地獄を経て…
「ありました〜」
お互いに安堵を覚えていたのだろうな。
カンノーホー…
小坊主さん3、4人で唱えて欲しい言葉だ。仏教用語みたいだ。
カンノーホー…ヨーケンサー
嫁さんは"カンノーホー…ヨーカンサツ”のほうが"カ”で韻が踏まれているからいいと主張したが、どうしても小坊主さんたちに唱えて欲しい俺は語尾がともに伸びる前者をブッシュしていた。
そして検査結果を順番に眺めていく…
胃のレントゲンにて…
来たなD2判定!
十二指腸に何か見えるらしい…
10年くらい前に胃のレントゲンの再検査を受けたことがあるが、その時もなんでもなかった。なんでもないならそれで安心なんだから大人しく受けて来いって気もするが、胃カメラの苦しみは想像を絶するモノであったので実に腰がひける。来年は夏前くらいに検査に行くことにして今回はスルーしてみようなんて考えていると嫁さんがある箇所を指でトントンと…
ん…C判定…尿酸値7.5
ビビっていたヤツがやって来たヤァヤァヤァ!
ニョーサンチー
これも唱えて欲しい語感だなぁ。
♪とーもだちーがーでーきーたー
スイカのニョーサンチー♪
嫁さんはこの曲を知らなかったようで、1コーラスフルで歌ってやったがポカンとしていた。ハズした上に歌わされを経てのポカン…いやいやこの程度ではへこたれん。身体の中にはいろいろ問題が潜んでいるかもしれんのだ。
身体のこと以外でも不安めいたものはあるけど、布団の中で嫁さんと手を繋いでいればそれらの不安は吹っ飛んでしまうのだよ。