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『髪結いの亭主』とバカ亭主
久しぶりに『髪結いの亭主』を観た。大好きな映画だ。
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パトリス·ルコント作品だと『仕立て屋の恋』も好きなのだが哀し過ぎる‥後味はこちらの方がいいと思うのは私見過ぎるか。
どちらも···どちらかといえば変態側(悪い意味ではありません)からの視点の作品だと思います。音楽も『ピアノレッスン』より前のマイケル·ナイマンが担当されています。映像とあいまってこちらも素敵です。
冒頭オープニングの後の、ジャン·ロシュフォール演じるアントワーヌの独白··
「頭の中は思い出だらけだ··」
アントワーヌの回想でストーリーが進む。
アントワーヌからの唐突なプロポーズの返事の際に初めてマチルドは彼に名前を名乗り、アントワーヌは初めてのキスの前にようやく名前を名乗る。ふたりとも困った人たちだ。
アントワーヌの踊るシーンもいい!こんな亭主を受け入れているマチルドも翔んでいる。ふたりともまるで社交的ではない。でもふたりには間違いなく“ふたりの幸せ”が訪れている。これはこれでいいのかもしれない。いや、これがいい。
昨日は我が家もちょっとしたエンタメがあった。
嫁さんが先に出掛けた直後、嫁母が叫ぶ。
「ウマハゲさん!嫁追いかけて!」
なんのこっちゃわからんまま
「どした?」
「これ忘れてったのよ、まだその辺にいるから追いかけてって!」
ようわからんまま受け取り玄関を出て走る・・
持たされたのは水筒のフタ...
中栓のない水筒をフタをせずにバッグの中に入れて行ったってことか...
俺が追いついてもハナっから駄目なヤツやな。タオルでも持って来るならまだしも、俺はフタだけを持って走った。2〜3分で追い付いたが屁の役にもたたない俺はバツが悪そうにフタを渡し家に戻った。嫁さんはケツまで濡れていたらしい。すまないことをした。