気絶寸前
当時「愛しのロクサーヌ」と「サボテンブラザース」でスティーヴマーティンにハマった俺は他の作品もけっこう観たんだな。VHSの時代の話だ。
久しぶりに「オール·オブ·ミー」が観たくなりレンタル探しても見つからなくて、検索してみれば···
なんてこった!こんな値段で売っているのか····
再発売してくれんかな〜···
先日腹筋ローラーを購入した話を書いた。
以前から筋トレには興味もあり、腹筋、腕立て伏せやスクワットなどは日常的に行っていた。
起き抜け···仕事に行く前に筋トレをする。帰って来てからメシ喰って風呂入り寝る前とかにはやりたくないのよね。
休みの日に家にいる時間もなんとなくもったいない。
映画を観ている時間ってのは他に何もしていない。映画を観ているからだ。でも身体は空いてるわけよ。心は潤うものの身体は生産性がない。
そんな時のために以前ヘッダーの写真にあるヤツを買ってみたんだな。エキスパンダーのように引っ張って荷重をかけて運動するチューブなんだな。
通常両腕で広げて背中や腰の後ろ側に効く運動をする道具なんだが、映画を観ながら片側を足にかけて片腕で引っ張り腕の運動も可能じゃ〜ん。ヨシヨシ···
座って足を伸ばした状態で距離を取りなるべく荷重がかかるようにして、胸筋を意識しながら腕を曲げ伸ばし···
そりゃあ映画に夢中になるじゃんね?
バァチコ〜〜〜ン!!!
気絶する手前よ····
一瞬何が起こったのかわからなかった。
足からチューブが外れ俺の顔面をゆーとぴあの漫才のようにもっと肉厚のゴムパッチンがヒットしていた。
せいぜい10㎏の反動なのでダウンは免れたものの、一旦コーナーへ下がることを余儀なくされた。まだ映画本編のクライマックスも訪れてなかったが、目に喰らった俺は涙を落としていた。
やっぱり映画を観る時にはやめようと思ったよ。
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