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俺たち家族なんだねぇ
今日は嫁さんより私のほうが帰りが早くてね…
「先に何か食べていてね」という嫁さんの言いつけを守って冷蔵庫にパックのおでんがあったからと、おでんの具材を買い足して
「独りおでんパーティーだぜ!」
なんて煮はじめるのだけど…
嫁さん喰うかな?
なんて思って半分残す…
雨が降ってきてさぁ
「アイツ傘持ってったかなぁ?」
とかさぁ…
家族ってこういうものなんだと今さらわかったよ…今さら過ぎる…
そんな嫁さんが仕事を辞めることになるらしい。
以前からそんな前振りはあったから大して驚かないのだけど、私の扶養に入れてくれと
言うのだ。
当たり前じゃん…と読んでいる方は思われるだろう。だがいっしょに暮らし始めた当時無職だった私から見ると、いつでも自分がお荷物であるという意識が消えないままきている為なんともピンとこないのだ。
突然脱サラして観光農園で働くことになった友人らと会い「自分も含めこういう男の人の奥さんは大変だよねぇ」なんて言って笑っている俺にまさかの展開だ。
嫁さんもそこは作戦がたててあるはずなんで此方もそう気にすることもないのだろうけど…やはり気になる。こんな腐れオッサンの扶養に入るなんて…
まあ何がどうなるのか読めない状態ではあるが、人生はスリリングであるくらいのほうがおもしろい。精一杯嫁さんをフォローしつつこれからの展開を楽しむだけだw