喜びの中で、人は新しく生き始める(統合失調症の私のNPO法人設立奮闘記Vol75)
「精神科医が教える 聴く技術」 高橋和巳さん著
彼女の笑顔
日曜日は、助成金申請のことを色々と頑張りました。申請書を書いたりしていていたのですが、色々調べていたら、事業の経費の規模が、今期では対象外になることが分かって・・・トホホ(涙)。でも、来期には対象になるし、色々調べて勉強もできたので、理事のみんなにも聞きながら、来期には、補助金をゲットできるように挑戦していこうと思います。
そんな日曜日の次の日の昨日は、喜びに包まれた一日でした。
仕事で、昨日も職員さんに「本当によくやってくれる」と言って頂きました。嬉しかったです。
明日から長男が、5泊も泊まりに来てくれるので、仕事のお休みを頂くので、勤務日の確認をしに行った時にそう言っていただけました。
「なんでもコツコツとやっていたら、伝わることって、認められることってあるのだなあ」
と思いました。褒められたからというわけではありませんが、これからも仕事、頑張っていきたいです。
仕事の後は、京都駅まで行きました。今大好きな彼女さんとお茶するためです。
彼女が来るのを待っている間もドキドキ。完全に思春期の男の子のようになった気分です、私(笑)。
そして彼女が来てくれて、とびきりの笑顔を見せてくれて。またドキドキ。
先週の土曜日に、発達障害の自助会の「月と地球」に参加した後で、彼女と彼女の小5の息子さんと、動物園に行ってきたのですが、それが本当に楽しくて。https://note.com/hadukikureshima/n/n4a7fb06cb2ea
彼女も、
「本当に楽しかった!」とまた笑顔を見せてくれて。なんか心の中に温かなものが広がりました。
彼女の笑顔、本当に素敵なのです!そして出逢った頃より、彼女が笑顔を見せててくれることが増えていて、それがまた嬉しいのです。
10月が誕生日の彼女。私も彼女もあまりお金に余裕がないので、私の家でお家ご飯を食べて、ケーキを食べて、プライムで映画を観て過ごす予定です。またとびきりの笑顔を見せてくれるのだろうな。
お茶をしてからポルタを歩いている時に、彼女の手を握ったら、力を込めて握り返してくれて・・・なんかすごく勇気をもらえたのです。
「あー、私は頑張れるな」という。Safe Space ほっこりのことも仕事も、いろいろな事をです。
彼女の笑顔に、そして彼女との出逢いに心から感謝です。
赤羽雄二さんが考案されたゼロ秒思考のメモ書きを続けてきたことで、私の人生は大きく変わりました。そのゼロ秒思考のメモ書きを彼女も始めてくれました。どんな変化が、彼女にに起こるのか、それも楽しみです。
素適な人たちとの時間
夜は、ドイツ人の友達で、今度Safe Space ほっこり主催のイベントでコンテンポラリーダンスを踊って下さるフランチェスカさんと、スイス在住で、京都に来られているドイツ人の牧師さんのステファンさんと、私が大好きな日本人の友達と一緒に晩ご飯を食べに行きました。
フランチェスカさんも、ステファンさんも日本語が堪能。だからみんなで日本語で話しました。フランチェスカさんとステファンさんは、二人でドイツ語でも話していて、なんかとても楽しそうでした。それを見ていたら、こちらまですごく楽しくて、嬉しい気持ちになりました。
ステファンさんは、フィリピンの貧しい子供たち二人のフォスターペアレント(かな?)になって、お金を送って支援されているそう。
「なかなかできないことだよな~」
と、感心しました。
フランチェスカさんとは、フランチェスカさんのコンテンポラリーダンスのイベントのことについて色々話しました。フランチェスカさんは、当日をすごく楽しみにされています。もちろん私も楽しみにしています。温かなイベントになるといいな!
日本人のお友達のうち一人は、私の同級生で、一人は歳は離れているけれど、同じ中学・高校の先輩。中学・高校時代の話や、これからやりたいことなどについて話して、盛り上がりました。先輩の女性は、ホームパーティーを企画してくれて、それに私も同級生の友達も誘ってもらいました。また楽しくなるぞ!
とにかくみなさん、優しくて、面白くて、前向きで素敵!すごく楽しくて、温かな時間でした。
自分が変われば、こんな風に素敵な人たちや、出逢いを引き寄せることができるのですね!宇宙に感謝です。
家に帰ってから、Clubhouseのアクティブリスニングのルームに少し入ってってから、Safe Space ほっこりの理事の友達と、助成金のことや、来年度のイベントの計画についてなど話しました。
私より年下だけど、すごくしっかりしていて、賢くて、頼りになる彼女。昨日も色々な面から私の気づかない事を教えてくれて、ありがたかったです。彼女も本当に素敵な人。出逢いに感謝せずにはいられません。
理事のみんなに相談しながら、これからのSafe Space ほっこりの活動を頑張っていきたいです。
喜びの中で、人は新しく生き始める
「聞ける人」になることを目標にしている私。今大好きな彼女との出逢いによって、その思いはさらに強くなりました。
そんな私は、高橋和巳さん著の「精神科医が教える 聴く技術」という本をてにとりました。高橋和巳さんは、精神科医でもあり、カウンセラーの教育にも携わっておられます。
この本の中に、とても興味深いことが書かれていました。
カウンセリングで語られる感情には、6つの階層があるのだそうです。
傾聴で進む感情の階層 回復の経過
レベル1 不安と頑張り 相談は現実の不安の表現から始まり、
レベル2 抑うつ 頑張れない自分を責めて、人生を振り返
り
レベル3 怒り そんな生き方をしてきた自分に怒り、
レベル4 恐怖 自覚されない恐怖を見て、
レベル5 悲しみと諦め 悲しみの中で古い生き方を捨てると、
レベル6 喜び 喜びの中で、人は新しく生き始める。
この感情の階層、すごく面白いし、興味深いと思いました。私が統合失調症を発症した時は、押しつぶされるような不安を感じていて、それをなんとか自分の力だけで解決しようとアクセルを踏み続けて頑張っていました。
今は、私は毎日喜びの中にいます。大好きな彼女の存在だったり、長男や次男の存在だったり、仲間や友達の存在だったり。今朝は鴨川ウォーキングで見つけたザリガニにまで、
「あー、ザリガニも頑張って生きているのだな。すごいな」と喜びを感じてしまいました(笑)。
高橋さんはおっしゃいます。
「人は『自分を変えたい』と思い、カウンセリングにやってきます。しかし、その過程で『変えたい』と思っていたのは『自分』ではなくて、自分が信じて従ってきた『生き方=ルール』だと気づきます。
もう自分が知っている理性(古い言葉=古いルール)では、どうしても解決がつかない。
だから、新しい言葉(新しい理性=新しいルール)を見つけなければなりません。そのヒントになるのが心の深いレベルの感情なのです」。
自分の心を見つめることは、とても大切なのだと思いました。心の深いレベルの感情に向き合い、自分の心を理解すれば、やがて悩みも消えるかも知れません。
新しい言葉を見つけるために、新しく生き始めるために、本を読んだり、人と語り合ったり、ブログを書いたりと、自分の心を理解する作業にこれからも取り組んでいこうと思います。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました。