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相手の自己肯定感を上げる(統合失調症の私のNPO法人設立奮闘記Vol82)

『うまくいっている人がしている 自己肯定感を味方にするレッスン』
                        中嶋輝さん著

「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」                赤羽雄二さん著

「自己満足ではない『徹底的に聞く』技術    赤羽雄二さん著


心の安全基地

今日は、胃カメラの日でした。胃に良性の腫瘍があって、年に一度胃カメラをしないといけないのです。

病院に行く前には、ClubhouseのSasaさんのルームと、シモトリマコトさんがやられているゼロ秒思考のメモ書きルームに入りました。

この2つのルームは、私にとって、「心の安全基地」です。特にゼロ秒思考のメモ書きルームで、私は素敵な人こと出逢うことができました。Safe Space ほっこりの理事のみんなにもこのルームで出逢いました。(理事の一人のやまさこさんは、このルームではないところで出逢いました)。出逢いに本当に感謝です。


私の「心の安全基地」

胃カメラの検査を終えて、家に帰って昼食を食べてからは、今大好きな彼女と電話で話しました。1時間以上話しました。私の話を笑って聞いてくれる彼女。色々な事を話してくれる彼女。それを聞いて、私もいっぱい笑って。すごく楽しい時間でした。

彼女と話すと、いつもとても穏やかな気持ちになります。そして、甘酸っぱいようなトキメキが込み上げてきます。「幸せだな~」と心の底から思えるのです。
「こんなに私を幸せにしてくれる恋は今までなかったな」と思います。大切な存在。そう彼女は私にとって、とても大切で、かけがえのない存在です。

彼女もまた、私にとって、とても大事な「心の安全基地」です。

女性が女性を愛するということが理解できない人もいるかも知れません。でも、「人を愛するのに、性別や肩書なんて関係ないのでは?」と私は思います。そんなものよりももっと深いところで、人間と人間との繋がりというか、心の深いところで繋がり合うことの方が大切なのではないでしょうか?

ともかく、今彼女と心の深いところで繋がり合えている私は幸せです。彼女は完璧に私にとって、大切な「心の安全基地」です。心から感謝です。


同調圧力

彼女との電話を切った後は、読書をしました。今日も中嶋輝さんの『うまくいっている人がしている 自己肯定感を味方にするレッスン』を読みました。今日も気付きがありました。少しまとめたいと思います。

同調圧力という言葉を聞かれたことがありますか?

「複数人がいる場やコミュニティにおいて、多数派の意見に少数派が暗黙のうちに合わさなければならないような、抑圧や誘導のことを意味します」
と、中島さんは書いておられます。

「空気を読む」ということもこの同調圧力の一つかもしれません。同調圧力で、自分の本当の気持ちを抑えて、苦しい思いをする人も多いと思います。同調圧力は時として生きづらさを生みます。コミュニティーの中で仲間外れになるのが怖くて、自分の意見が言えなかったりして、苦しい思いやモヤモヤを抱える人は多いです。


自分の意見が言える人

でもそんな同調圧力に抑圧されずに、自分の意見を言うことができる人がいます。どんな人なのでしょう?中嶋さんによると、

「相手と自分の間に一定の距離を置き、勝手な思い込みを持たずに人の話を聞くことができる」人だそうです。

「『この人はこう考えるんだな』とまっさらな頭と心で相手の意見を受けとめていくことができます。そのうえで、自分はいま、どんな立場を取り、何を大切にして、どういう言葉を口にするのが最適なのかを見極めることができます」

それができるようになるには、3つのポイントがあります。

「1つ目は物事を長期的な視点から考えることです
目先の議論や、相手の口から出る一時的な言葉を拾って考えるのではなく、『今、なぜこれが起きているのか?』『どこに議論が着地するとよさそうか?』『相手の心の奥底にはどんな思いが秘められているのか?』など、全体を眺めながら物事を考えます」

「2つ目は物事を多面的な視点から眺める事です。
つまり意固地にならないということです。
『どの意見よりもこの意見が絶対にいい!』と決めつけてしまうと、他人の意見に耳を傾けることや、議論の内容を吟味することができなくなります」

「3つ目は物事の本質を見極める事です。
『相手が本当に伝えたいことは何だろう?』『この人はどうしてこの感情を抱いているんだろう?』『今、自分ができる最適なアクションは何だろうな?』などと、物事の本質を探究できるようになると、『私があの人の立場だったら、私も同じように考えて、あの人と同じようい行動するだろうな』と考えられるようになり、相手への理解が深まります」

「これらのようなアクションができる人は、自己肯定感が高い人です」

自分の意見を主張するだけでなく、相手の意見も受けとめる。相手の意見を受けとめながらも、自分の意見を言わなければいけない時は、きちんと言う。私もそんな風になりたいと思いました。

中嶋さんはおっしゃいます。

「自己肯定感が高い人は、コミュニケーションをするだけで、自分だけでなく相手の自己肯定感も高めていくことができるのです」

どうすれば、コミュニケーションするだけで、自分だけでなく相手の自己肯定感も高めていくことができるのか?

そのためにはやっぱりアクティブリスニングが大切なのではないでしょうか?

「そうなんですね」
「あなたはそう思うんですね」
と相手に寄り添って話を聞く。真剣に徹底的に話を聞く。
たとえば、相手が辛い思いをしていたら、その思いに共感して、
「それは辛かったですね」
と思いを寄せる。

自分の話をそんな風に真剣に聞いてもらったら、誰だって嬉しいですよね?

またまた私が今好きな彼女の話になるので恐縮なのですが、ゼロ秒思考のメモ書きの考案者でアクティブリスニングの提唱者さんの赤羽雄二さんは、私に、
「自分が2割、彼女が8割喋るようなイメージで話を聞いて下さい。そうすれば、彼女との距離はぐっと近くなるし、いい関係が築けますよ」
とアドバイスしてくださいました。これ、すごく意識していても、つい私が喋りすぎてしまいます。彼女の話を聞くように努力しています。

すると、彼女はとても楽しそうに話をして
くれるようになりました。いろいろなことを聞かせてくれるようになりました。そう、お互いの中も近くなったのです。彼女の自己肯定感も上がってきたんじゃないかな?いや、たしかに高くなっています。

聞くことひとつで、
コミュニケーションひとつで、人はこんなにも変わり、人との関係はこんなにも変わるんだなと実感しています。

こうやってブログには書いている私ですが、アクティブリスニングはまだまだ修行中です。とにかく聞く力をつけていきたいです。

大切な彼女のために。
大切な息子たちのために。
大切な人たちのために。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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