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【虹色のハンカチ】ドラマ『何かおかしい』シーズン1 第2話の感想・考察を書き綴る
テレビ東京で深夜に放送していたドラマ『何かおかしい』についてのネタバレ考慮無し、感想・考察です。
第2話 「虹色のハンカチ」
※2023年5月に、記事内容を大幅に書き直しました。
【『何か可笑しい』verを視聴した上で、判明したことも交えて書いてます。】
◆大まかなあらすじ
◎本日のゲスト『アイドルのCHAMI』
・我が町自慢のメールを募集して、早速届いたのがカラフルな鯉のぼりが沢山、風にはためく写真。
こどもの日シーズンになると、色んな場所でこういうイベントありますよね🎏
・ゲストのCHAMIも交えて、和やかに番組が進行している中、番組へ不審なメールが届く。
それは、CHAMIが起こした交通事故に関する週刊誌の記事みたいで……
『小学生の男の子と、CHAMIが運転する車が接触事故を起こし、CHAMIはそのまま逃走したというもの』
……轢き逃げってこと?
◎3時間前、番組打ち合わせ
・五十嵐と今岡の後ろに座ってる威圧感たっぷりの『片桐』という人物。
この人はCHAMIの弁護士で、どうやら裁判中のCHAMIの交通事故について、番組中で不用意な発言をしないよう目を光らせているみたい。
・リスナーからの質問内容とか、裁判に関係しそうな話題が出たら、「すぐさま番組を止める」とまで言ってますよ……!
強気な発言に、戸惑うオビナマ関係者たち。
・どうやら、片桐は”やり手弁護士”で、政界関係者の弁護をよく請け負ってるのかな?
昨日、片桐のおかげで減刑されたという元衆議院議員の雨宮恵一という人物のニュースを話題にする五十嵐たち。
週刊誌記事によると、CHAMIも父親が大物官僚だから政界の人間とツテがあるんだろうね。
◎ハンカチの家
・先程の鯉のぼり画像で連想したのか、CHAMIが「カラフルなハンカチが沢山はためく家を見たことがある」という話題を出す。
・CHAMIから花岡に送られた画像は、確かに普通の一軒家の庭先にたくさんのハンカチが連なっている様子が写し出されていた。
運動会の万国旗がたくさん吊るされてるような感じね。
・CHAMIはこの写真を撮っていたとき、その家のお婆さんにハンカチを一枚もらったそうだ。
「この子はあなたが持っててあげて」と渡されたのは数字がプリントされた黄色いハンカチ……というか端布?
それ以来、お守りみたいに思ってそのハンカチを持ち歩いてるというCHAMIは、それを見せてくれる。
◎ハンカチの家に中継
・リスナーの反応も良いので、中継に行かせようと花岡が提案。
番組内でも、このお宅に関する情報を募っていた。
すると、10年以上前にハンカチの家の近くに住んでいたというリスナーからメールが届く。
その家に住むのは60代の『佐々木さん』という人で、よく道行く人に優しい表情で声をかけては、何故か涙を流し始める通行人にハンカチを手渡していたのを見かけた。
・ちょっとイイ話風にスタジオで盛り上がる中、ふとハンカチに目が留まる花岡。
ハンカチの端に何か、かすれたような文字が書かれている……?
◎中継隊が到着
・中継スタッフの青木がハンカチの家に到着したものの、庭にハンカチは一枚も無かった。
チャイムを鳴らしても返事がなく、どうやら留守みたい。
せっかく行ったのに残念だねぇ。
・青木の報告により、ハンカチの家のすぐ裏手には『交通刑務所』があることがわかった。
弁護士から「交通事故を連想させるようなこと」はNGって言われてたのに、間が悪いね😓
・しかし、この情報のおかげで先程のメールでの「通行人の涙」の理由が分かったみたい。
五十嵐たちは「刑務所から出所した人たちが、人生の再出発を励まされて感動した涙」じゃないかと推理。
イイ話じゃん。
◎家主の佐々木さんからメール
・せっかく現地まで行ったのにロケができず残念〜、と思ってたら番組宛に佐々木さんから留守を詫びるメールが届く。
どうやら大事な用事があって、外出してたんだって。
・花岡は「番組内でお話を聞くことは可能ですか?」と返信。
オッケーが出たので、佐々木さんとは電話でお話するみたい。
・家主が留守なので、次の中継先に向かうため撤退する青木たち。
その時、佐々木宅に向かう運送業者とすれ違うのだが、その荷物が異様。
ダンボール箱の端が破損して中身が飛び出しているのだが、飛び出してるのは血痕らしきものがついた端布……?
庭先のハンカチに似てるような……
◎佐々木さんと通話
・電話口に出たのは、落ち着いた声の女性。
CHAMIと会ったことも、ちゃんと覚えてるそうだ。
CHAMIはあのとき貰ったハンカチを、今もお守り代わりに持ち歩いてることを報告するのだが、佐々木さんに「それは不思議なことを……」と言われてしまう。
普通、喜ぶ反応しそうなシーンなんだけどな。
スタジオのみんなも「あれ?」って顔してる。
・そしてMCの藤森が「ハンカチを掲げているというのは本当ですか?」と確認すると「違います」と答える。
みんなして「えっ?」となるよね〜
◎妙な書き込みを発見
・スタジオが微妙な雰囲気に包まれる中、花岡はSNSに妙な書き込みがあるのを見つける。
「この女はヤバい」という文章と、動画が一緒にアップされている。
再生してみると、なんとハンカチの家の庭先の様子で……!隠し撮りみたい。
✻✻✻
「お勤めご苦労さま。今、出所してきたんでしょう?」と、元受刑者に話しかける佐々木さん。
優しい声かけに涙ぐむ、その人にハンカチを渡すところも、五十嵐の予想通り。
しかし、次の瞬間豹変する。
「ところで、飲酒運転で通学中の小学生の列に突っ込んで、当時7歳だった坂口進くんを轢いた……いや、殺した岩下昇さん」
なんと、先程渡したハンカチは、被害者の事故当時の服を用いて作ったものだったのだ……!
血もついてる😰
恐怖におののき、腰を抜かす岩下に
「もっともっと苦しんでね」
とハンカチを突きつける佐々木さん。
✻✻✻
……確かにヤバいわ。
優しい声かけからの、憎しみ籠もったハンカチですよ。
他のリスナーも、この動画を見たみたいでタイムラインはザワついてるわ。
・そして、「自分も交通刑務所を出て、同様のことをこの女にやられた」という書き込み。
さらに「この女のブログを見ればわかる」と、とあるアドレスが表示される。
◎『忘れないよ』というタイトルのブログ
・花岡は五十嵐たちのところへ、そのブログを見せに行く。
ざっと見ていくと、どうやら交通事故被害者の衣服の端布画像と、それを渡したときの加害者の様子を細かく綴っているようだ。
加害者の名前も年齢も事故の経緯も記載されていて、恨み辛みがつらつらと書かれているの凄い。執念を感じる。
さっきの動画のようなことを、他の元受刑者にも沢山やってたんだろうことが読み取れます。
・一番新しい記事は「2022年4月5日」に「やり方を変えなければ」と赤い大文字で書かれた文章と、どこかの道路の画像。
あれ、この道路に見覚えが……
ドラマ冒頭でビラ配りしてたり、佐々木さんが座ってたあたりじゃない?
◎CHAMIのハンカチの正体は
・「それ、ハンカチじゃないですよ」と佐々木さんがつぶやく。
ここまでくれば、ドラマ視聴者はCHAMIがもらったハンカチが何なのか予想つきますよね。
・佐々木さんは「見覚えあるでしょ?ちゃんと名前も書いてある」と言ってヒントを出すが……それでも分からない様子のCHAMIに業を煮やしたのか
「お前が車で轢いた子の名前だろうが!!!」
と一喝。
花岡が見た、かすれた文字はCHAMIが轢き逃げした被害者の名前だったんだね。
・CHAMIは轢き逃げの事実を突きつけられて恐怖したのか、ラジオの途中なのに席を立って逃げ帰ってしまう。
◎私の名前は『佐々木ハナ』
・スタジオが騒然とする中、佐々木は自分のフルネームを言い、「CHAMIさんの弁護士さんが、よ〜く知ってる」と言い出す。
突然、話題に引っ張り込まれた片桐弁護士は「誰だよ。佐々木なんていっぱいいるだろ」と、戸惑ってる様子。
・花岡はSNSで「佐々木ハナで調べたらこんなの出てきた」という書き込みと、ニュース記事へのリンクを発見。
2002年4月6日の交通事故の記事のようで、当時まだ衆議院議員だった雨宮恵一が飲酒運転の末に、佐々木ハナの夫と息子が乗る車と衝突、2人が乗る車はそのままトレーラーにぶつかり、後に死亡したという内容。
弁護士として片桐の写真も載っている。
この加害者、さっき五十嵐たちが「減刑された」って言ってた人だよね。
似たような事故を、また起こしてたってこと……悪質。
・片桐は思い出したのかイライラしてる風で「何でもいいから番組を止めろ!」と恫喝する。
花岡は「素人は黙ってろよ」と取り合わず。
佐々木との通話も切れちゃったみたい。
引っ掻き回されたねぇ。
◎慰霊碑中継
・ここでタイミング良く、中継先の小野寺から連絡が来る。
どうやら、先程話題に上がった『雨宮恵一』が減刑された事故の慰霊式典が、これから行われるらしく、その中継だとか……
タイムリーすぎるだろ!
しかも弁護士からやめろと言われた「交通事故」関連の話題出してるし、オビナマ……😅
・事故現場に建てた慰霊碑に、雨宮被告が献花しに来るということで、マスコミが集まってる模様。
被害者家族からしたら、加害者が減刑されてのうのうと顔を見せるなんて、神経逆撫でされてるでしょうね!
・ふと、小野寺の後ろに横切った人物に既視感を覚えた花岡。
今、佐々木さんがそこを通ったよね?
・佐々木のメールに書かれていた『大事な用事』、20年前の死亡事故、慰霊式典に来る雨宮被告……
これらから導き出されるのは「雨宮被告への復讐」では……!?
「あんたの大事なお客さん、大丈夫ですか?」と、片桐に声をかける花岡。
片桐は焦って、必死に”雨宮に車へ戻れ”と伝言するように声を張り上げるが、誰も聞かないオビナマスタッフ😅
何か起こるんじゃないかと見守る中、着々と式典は進んでいき……
何も起こらず、雨宮は帰って行った。
拍子抜けする一同。
片桐弁護士は目に見えてホッとしてる。
◎最後のどんでん返し
・佐々木の復讐は行われず、気が抜けたところで、すずちゃんが「変な映像アップされてますよ」と何かを見つける。
・それはケータイで撮られてるのか、縦長の映像で、どこかの道路を車中から生配信してるみたい。
佐々木の声で「やり方を変えなきゃ」と何度も呟いてる声が聞こえる。
ふと、道路に母親と娘らしき親子の姿が見えるが……
なんと、片桐弁護士の家族だという。
思ってもみない展開に狼狽する片桐。
悲痛に「やめてくれ!」と叫ぶ中、無情にも車はスピードを上げ、横断歩道を渡る母娘に衝突したのだった……
◆感想、考察など
◎花岡と佐々木ハナはグルでは?
いくつか不審点があるんですよね……
単にドラマ製作側の手違いという可能性もありますが、ここは花岡の暗躍説を推していきたいと思います。
❁オビナマのメアドが2種類ある
良く見てもらうとわかるんですが、今回はオビナマの受信してるメールアドレスが2つあるんですよ。(obinamawgg712.comとobinamawgg998.com)
たぶん712のほうが正規のもの(ラジオ東京の71.2MHz由来)で、998のほうは花岡の工作用なのかな?
・こいのぼり画像、CHAMI殺人メール、佐々木メールは712と998両方で受信してる画面を確認してます。
→998であらかじめ受信しておいたメールを712に再送信してるのかなぁ🤔とか考えてみたり。
❁SNSアカウントも2つある
「@obinamawgg712」(冒頭の「我が街自慢の観光スポット」あたり)
「@obinamawgg998」(リスナーからの、ハンカチの家の情報のあたり)
途中でさりげなく変わってるんだよね……
→998が花岡の工作用だとしたら、切り替わったのが、ちょうどハンカチの家の話題になってからなのよね。
佐々木さんの本性とか、過去とかが明るみになった一連の流れ。
あのときのタイムラインは、みんな自演の可能性もありませんか?
アカウントは作ろうと思えばいくらでも増やせて、時刻設定して予約投稿もできますよね。
みんな投稿した時間が「今」と表示されてるから、一斉投稿してもわからないだろうし。
❁段取りが良すぎる
・いくらドラマだからって、展開がうまくいきすぎてる気がする。
ハンカチの家の話してすぐに視聴者から「佐々木さんという女性が〜」なんてピンポイントな情報来る?
・佐々木さんから、『交通事故加害者に復讐したいからラジオで手伝ってほしい』とでも依頼を受けてたんじゃ?
第1話でハピママさんの復讐が成功という実績()もありますし……
花岡も『番組上で復讐おもしれー!』って顔してたし。
・雨宮被告が何事もなく退場して、花岡は拍子抜けな態度してたり。
最後の妻子轢かれるシーンも「そうきたか……」って、復讐ありきの言葉では?
まあ、話の流れから復讐するんだろうとは読めるけどさー
❁佐々木の情報に誘導したアカウント怪しい
・佐々木のブログや動画に誘導した人物が、よく見ると同一IDなんですよ。(『@Ityyw92』)
ユーザー名とアイコン画像をわざわざ変えて別人を装ってるの、怪しすぎるでしょ?
☆ユーザー名『deadman』→動画
☆ユーザー名『sorry』→ブログ
☆ユーザー名『ディグ』→20020406交通事故news.com
→ハンカチの家にヤバい老女いる!
→こっちにブログもあるぞ!
→家族を交通事故で亡くしていたらしい!
という流れを自演ですかね……
そもそもハンカチの家の家主の奇行を撮影してて、ブログも見つけて、20年前の交通事故記事を持ってる人物が都合よくオビナマを聞いてるかという……😓
あと、後述しますが交通事故記事は本物ではない可能性が高いです。
❁20020406交通事故news.comについて
雨宮(65)の飲酒運転がもとで佐々木省吾(40)と陽介(4)が死亡。
雨宮は罪に問われなかった。
大まかには上記の内容の記事なんですけど。
ちゃんと読むと途中からCHAMIの記事の文章にすり替わるんですよ!
そしてコピペ&コピペ。
こうなると、本当に事故があったのかすら疑わしくなるんですが、佐々木さんの執念を考えると、事故は本当にあったんでしょう。
ただ、この記事は20年前の本物の記事ではないことは確か。
◎佐々木ハナについて
❁年齢設定について考察
①ラジオに届いた『ぽっぽ』さんからのメール→10年以上前に60代の佐々木という女性がハンカチの家に住んでいた。→現在70代以上?
②佐々木ハナで検索した記事(20020406交通事故news.com)
→2002年に佐々木省吾(40歳)佐々木陽介(4歳)が死亡。子どもが亡くなったニュースで『母親である佐々木ハナさん』とあるので陽介の母親で夫と同年代なら当時40代くらい?
→20年たった今、60代
※あと第6話で片桐弁護士の妻子のその後がBGMに紛れて聞けるんですが、私の耳では犯人は『60代女性』って聞こえるんですよね。
⇩
よって、佐々木ハナの正しい年齢が、現在60代だとすると①の情報は花岡と佐々木の仕込みの可能性が高くなります。
❁佐々木のブログについて
・少し気になったのは、SNSにアップされた動画(佐々木さんが元受刑者にしていた真相が撮られていたやつ)と、ブログの内容に齟齬があること。
動画では「岩下昇」(見た目、30〜40代)が『飲酒運転で子どもたちの列に突っ込んだ』ために「ススムくん」を殺害。
ハンカチの色は『赤』。
となっていたが、
ブログでは「岩下昇」(年齢不明)は『飲酒運転でススムくんを殺害』し、ハンカチの色は『水色チェック柄』。
あの赤いハンカチは『飲酒運転で子どもたちの列に突っ込んだ』井上浩二63歳に渡したはずなんです。
なんだか、情報が混ざってますよね?
⇩
たぶん、あの動画はSNSにアップする用に撮り直したものだと思う。
誰かに「岩下昇」役をやってもらって、再現VTRみたいにしたんじゃないかな。
だから、ブログに書かれていた実際のものと齟齬が生じたのかと……
◎CHAMIについて
❁CHAMIの一言から佐々木さんに繋がるまでが出来すぎ
“偶然”ロケ先でハンカチの家を見つけて、“偶然”その家の人にハンカチをもらって、“偶然”ラジオで思い出して、“偶然”リスナーがハンカチの家のことを知ってて、“偶然”ラジオを聴いてた佐々木さんに電話がつながった。
偶然にも程があるだろ……😓
【CHAMIがハンカチの家の画像をすぐPCに送ってみたり、もらったハンカチを手元に置いてたりと”いやに準備が良すぎる”ことを『何か可笑しい』で雨穴さんが指摘してましたよね……】
なので、CHAMIも仕込みの人だと考えられます。
❁現場写真が記事と違う
あまり週刊誌とか読まないので存じ上げないのですが、事故現場の写真って、再現写真を使うものなの?
写真の大型バンは『高級車』のイメージではないのだが?🤔
そしてここ交差点か?
❁『犯人捜索中』なのに裁判?
・片桐弁護士が番組打ち合わせで話していたことからわかるのは
CHAMIが交通事故を起こして、現在は裁判中ということ。
でも、何のどんな裁判なのかは分からず。
オビナマに送られてきた記事から、たかゆき君を轢き逃げした事故だと予測できるけど、これはミスリードで、実は全く違う交通事故だとかないですかね?
片桐弁護士も「コンドウタカユキ?誰?CHAMI逃げちゃったけど何事!?」みたいな(笑)
受け持ってる案件絡みなら、すぐ後を追いかけると思うんだよなー
・週刊誌の記事が本当だとして、被害者が重体の轢き逃げなら、悪質として警察に逮捕されそうなものだけど。
捕まらないのは親のビッグネームのおかげ?
・もっと邪推するなら、事故はCHAMIと被害者遺族とされる人たちの狂言で、片桐弁護士をCHAMIの弁護につかせるためだったとしたら?
記事に書いてあった『事故は事実無根』という弁護士の発言は正しいのかもしれない。
「CHAMIが事故を起こした」と一方的に記事にされて困ってるから、それを解決するために雇われた……とか。
◎CHAMIの役割
・CHAMIも復讐の協力者説を推していますが、その説でいくとCHAMIの役割としては……
・スタジオに片桐弁護士を連れてくること(自分の裁判の担当弁護士に指名)
・片桐弁護士に不審に思われないよう、ハンカチの家と佐々木さんの話題を出すこと。
(・片桐弁護士の妻子を現場に呼び寄せること?
→佐々木さんの移動時間を考えると、最後の事故は、おそらく慰霊式典の会場近くで起こされたと思われる。
何で弁護士の家族が都合よくあの場所にいたのか謎なんだけど、CHAMIが会う約束取り付けてたりしたら辻褄は合うよね。
一応、名の知れてる芸能人かつ夫の仕事の依頼主。
娘さんがCHAMIのファンとかだったら好都合。
スタジオから逃走してるし、できなくもなさそうよね……
❁だとして、協力の理由は?
・正直、ドラマ内では売れてるっぽい、いいとこのお嬢さんが自身のスキャンダルかけて協力する意味がわからない……
けど、CHAMIの手引き無しでは今回の計画、うまくいかなかったよね?
→完全に妄想だけど、CHAMIとその父親は佐々木さんの親類という線。
この人たち、本名が欠片も出てこないから、本当想像だけどね。
◎ブログの意図
・子供を交通事故で殺した元受刑者たちに、事故を忘れさせないためのブログだと思っていたが……
よくよく内容を読んでみると、刑期を終えて償ってきた人に(反省の有無は問わないとして)「一生苦しめ!」と呪詛を吐いてるようなものだった。
刑を終えても一生許さない、という遺族の気持ちを代弁?
・そもそも佐々木ハナは自分の家族の事故加害者である雨宮に復讐できていない。
さらに雨宮は罪にさえ問われていない。
ゆえに、ブログに載せられた人たちは、行き場のない佐々木の怒りの捌け口になっていたのではないか?
雨宮への代わりに他の人で憂さを晴らしていた?
・最後に弁護士妻子を轢き殺したのは、「一生苦しませる」ためなのかなぁ……
重い罪を犯した犯罪者にしかるべき罰を与えるために、それを軽くしてしまう弁護士に矛先が向いたのかと。
自分の家族が殺されれば、嫌でも重罰を科したくなる気持ちがわかるでしょ、っていう皮肉かな。
重罰にすべき人間を弁護すると、お前の家族も害されるぞ、という弁護士に対する見せしめ効果もあるかも。
・佐々木ハナの行動は再犯防止のためなど殊勝なものではない。
交通事故そのものを憂いているなら、被害者が子どもの事故だけではなく、大人を死亡させた加害者も相手にするはず。
自分の家族の復讐のための代替品として、加害者を一生苦しませるためにやってるのだろう。
「やり方を変える」のは一生苦しませるための方法を変えるということ。
・上の方に「ブログと動画に齟齬がある」って書きましたが。
もしかしたら、認知症のフリをするための材料かもしれませんね。
ボケてれば刑が軽くなる。
(第6話で「加害者女性は”何も覚えてない”と証言してる」と言ってるし……)
雨宮が持病で減刑したことに対しての当て付けかも😐
見事な執念の、恐ろしい話でしたね……
『何かおかしい』の怖くないバージョン『何か可笑しい』You Tubeにて3話まで公開中!2022.07