#2.秦野市とは?~なぜここに住むことを決めたのか~
今回は秦野市とはどのようなまちなのか、私が秦野市に住むことを決めた理由について書きたいと思います。
1.秦野市(はだのし)とは
まずは秦野市がどのようなまちなのか書いていきます。読み方は「はだのし」と読みます。
昨年のことですが、将棋の藤井聡太名人と永瀬拓矢王座の対局(第70期王座戦五番勝負第1局)が市内の元湯陣屋で行われたことで少し話題になったでしょうか。
AIの回答にあるように、丹沢山地に囲まれており神奈川県唯一の盆地となっています。丹沢といえば一部の登山好きの方には有名らしく、特に休日は塔ノ岳へ向かわれる方を多く見かけます。せっかくなので名産についてAIに聞いた結果を記載します。
他にも八重桜の塩漬けやカーネーション等も有名なようですが、個人的には日本酒を劇推ししており、新しい商品や新酒が出ればすぐに酒蔵に買いに走るほどです。
2.秦野市に住むことを決めた理由
あらかじめ書いておきますが、ここに書くことは夫婦でよく話し合った結果であり、お互いが納得した上での選択となります。
〇私の実家が近くにあるから
これについては各家庭で意見が分かれる所かと思いますが、我が家にとってはメリットと捉えています。私の本心としては通勤のために東京近郊を選択したかったのですが、育児のことや妻の今後のキャリアについてよく話し合いました。妻は現在パートタイムで働いていますが、将来的にはフルタイムでの勤務を希望しており、子どもが小学校に上がったときの学童や帰る場所のことを考えると、いざというときに祖父母の家を頼れるということはとても大きなメリットだと考えました。
最近では特に子どもや我々が急に体調を崩した際にもとても助けられています。
〇土地が安いから
こんなことを書くと元も子もないような気もしますが、お金のことはやはり重要です。
まずは神奈川県の自治体(秦野市、海老名市、横浜市)の地価を見てみます。
なお画像については土地価格相場が分かる土地代データ(https://tochidai.info/)というサイトより引用しています。
参考までに東京都(世田谷区、立川市)の地価を見てみると…
あくまで公示地価のため実際の販売価格とはズレがありますが、それはどこの自治体でも同じということで…。(感覚的には2倍ぐらい???)
例えば、それぞれの自治体の中心地で100㎡(約30坪)の土地を買うとすると、秦野市では1000万円で買えますが、海老名市では2700万円もかかってしまいます。
販売価格が2倍ぐらいになるとするとその差は3400万円にもなりますし、横浜市や世田谷区で試算してみると恐ろしいことに…。
駅から離れた土地を選択すれば土地の価格はだいぶ下がるのですが、最終的には電車に乗って通勤することを考えると鉄道駅から近いことは大きなメリットだと考えられます。
(個人的にはバスが好きでないという理由も…)
また一軒家に住むことが理想だった我が家の収入的には、都心に近い場所に住むためにはペアローンを組む必要がありました。しかし夫婦どちらかが体長を崩しても問題ないように単独でローンを組むことも理想でした。
3.おわりに
結果として我が家は実家の両親に頼れること、単独でローンを組むことを選択し、秦野市に住むことを決めました。
(その代わりに私は通勤2時間かかることになりましたが…)
一つ目の理由はあまり参考にならないかもしれませんが、子育てをする上ではより多くの大人が関われる環境はとてもありがたいことだと感じています。
その分、別の気苦労もあるかと思いますが…。
二つ目の理由については、この時期になるとお知らせがくる固定資産税にも影響があり、土地代が安いため年間の支出がだいぶ安く抑えられているのかと思います。
個人的には都心部に住むため、無理をして共働きをするよりも1馬力でもなんとかなる状況というのは家族の精神衛生上とても良いものだと考えています。都心部に住むことを選択していたとしたら、収入の大半が家賃と税金に消えていく状況はとても不安になるものでしょう。
我が家の秦野市での日々の生活や感想についてはまた別の機会に書きたいと思います。