変則将棋1

さてさて、変則将棋。
変則将棋は将棋に比べてマイナーだからおもしろくないハズだ、とか。
完成された将棋に比べて、変則将棋はどこかに欠陥があっておもしろくないハズだ、とか。
そんな風に考える人、多いと思います。
やったことないから、当然の反応だと思います。

でもそんなことないんですよ!
とってもおもしろいんですよ!!

百聞は一見に如かず。
YouTubeで変則将棋をしている先生がいました。

なんと女流棋士三段の加藤桃子さんが「影武者将棋」という変則将棋をしています。
しかもめちゃめちゃおもしろい!!!

ほら変則将棋、おもしろいでしょう?
手に汗にぎにぎしちゃったでしょう?

動画にも紹介されている通り、影武者将棋は自分が決めた駒を「王」にする将棋。
どれが自分の「王」なのかバレないように、相手の「王」を探っていました。
緊迫の心理戦でしたね。

この影武者将棋、もちろん、王を「王」にしてもいい。
とてもおもしろい心理戦だと思います。

そう、「心理戦」。
それこそが変則将棋のおもしろさ。
型や定石にはまらない、ぎょっとするような指し手、自由な指し手。
そこにおもしろさが潜んでいるんですね。

いかがだったでしょうか。
変則将棋のおもしろさは「心理戦」にある、というお話でした。
心理戦を意識して動画を見返してもまたおもしろいですよ!
読んでくださった方、少しだけでも変則将棋のおもしろさが伝わればうれしいです。

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