再録ハコボレ落語研究会～二本立て『世別レ心中』『片生ひ百年』まであと、、

こんばんは。六月も一週間経ちました。
相変わらず。つつがなく日々は進みます。
今週は観劇を二本してきました。
『小松台東』が本当に面白くて、格好良かったです。
あんな叔父様方になりたい。そう思う時間を貰いました。
前田隆成。そしてハコボレは一体どうなっていくのか。
どのくらい重ねれば。どのくらい進めるのか。
舞台を作りたいという想いが強く。強くなっていきます。
王子小劇場に務めて早１年。たくさんの『劇団』を迎えてきて。
劇団という組織で舞台を作り続ける事への素晴らしさを毎週見送ってきました。劇場の特性上、若手さんからベテランさんまでいらっしゃいな訳で。年齢に関係なく挑む人たちの姿は、私は羨ましく恰好いいです。そんな人に私もなろうと毎度思うのです。

さあ、今度は私の番です。私は今回も独演を選びました。あと何度一人で舞台に臨めるかは分かりません。毎回が命がけでございますから。

8月の公演まであと何日あるのかカレンダーをひとつづつ「いちにさんしー」と指で押さえて数えてみました。
今日が6月7日㈬、本番が8月11日㈭～14日㈰
初日まであと64日です。
うわああ！！あと64日じゃんやっべぇ！

とはならないです。あと約二か月ですね。冷静です。
全部が全部稽古なわけではございませんし。このように宣伝を考えたり、営業したり。打ち合わせしたりね。もちろん働きもすれば寝もします。あっと言う間に夏がくる。本番はすぐ目の前です。

そんな来たる8月の公演は『豪華二本同時上演』です！！
稽古も考えることも２倍になります。
「そんな大げさな、一回、生み終えた作品だから大丈夫でしょ」
いやいや！！違うのよ。そんなことないわよ。

ハコボレの仲間の多くは今も大阪で活動しておりますから。私は東京のとあるけいこ場でひっそりと一人で稽古を重ねるのです。これが悲しい。非常に無常であります。しかしね、今は便利なものでオンラインで東京大阪間を繋ぐことができます。画面の向こうで見てくれる人がいるのはありがたいことです。でもやっぱり、人のぬくもりが欲しいですよ。落語ですもん。独演一人芝居ですもん。　　3月の公演の際も稽古はそうとう厳しかったですが、今回はそれ以上となるとおもうとゾッとします。毎回思いますが、よくやるよと。たまには自分を褒めてもやりたくなます。

まぁね。なんやかんや言うて、ワタクシが一番観たいですからね。
今回は「前田隆成、故郷大阪へ帰還！主役が返ってきた！！」
みたいなお祭りにしたい思ってますから、私を演劇で育ててくれた街。そして支えてくれた人たちに、めちゃめちゃ喜んで欲しいのよ。わからんけどね。なんかすごく会いたいのですよ。
東京で見ていただいた今回の２作品『世別レ心中』と『片生ひ百年』これを今までハコボレを育ててくれた最高の、ホンマに激熱のスタッフさんたちと共に創作ができるんです。それが楽しみで楽しみで。ホンマにびっくりするで。美術がもう素敵やから！ラフの図面を見て泣きそうなったもん。
ほんとに待ってて欲しいです。あと64日。やっぱちょっと遠いかしら。

あのですね。なんともうチケット予約も開始してるの。
早く予約入れてくれたら、ハコボレ一同。そして何より私が泣いちゃうくらい鳴きます。嘶いて喜びます。もっと求められたいし、もっと楽しみに待ってる方々に届けと願うばかりでなく行動に移ります。

下記リンク先よりチケットをお求めいただけます。
公演情報だけも観て行ってください。お手元のスケジュール帳に「〇ハコボレ公演」と記してください。64日後に会いましょう。今回の「ひとり芝居」の先に、今後一緒に舞台に立つ仲間にも巡り合える。そう信じております。

6月7日　前田隆成

チケットはこちらより。

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