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10/12 ブエンディア家の最後を見届ける
8時前に起床。
子どもの習い事が午前中からなので、バタバタと準備をする。
家族全員で出かけ、子どもは習い事、夫は本屋へ、わたしは会社に行き仕事をする。(習い事に会社が近いのです)
お昼はマック。サムライマックをガッツリ食べてしまう。ダイエットはどうなっている、わたし。
帰宅し、noteを更新したり本を読んだりする。とうとう『百年の孤独』を読み終える。
夕方、糖尿病を患っているねこ①を病院へ連れていく。血糖値の数値はよいようで、インシュリン注射が1日1回に減ることになった。よかったね!この調子が続けば寛解するかもしれない、と先生から説明を受ける。よかったね!
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帰り道、気になっていたケーキ屋さんに立ち寄ってみた。かわいらしいお店でわくわくする。ケーキを3つ買って帰る。
夜は子どもの希望で近所のスーパー銭湯へ。岩盤浴にも行ってみた。サウナは苦手だけど、岩盤浴は好き。独身の頃、毎週岩盤浴に通っていた時期があったことを、熱い石の上で思い出した。
あたたかくてじんわりと汗が出るところが好きなんだ。
子どもは早々に飽きたようで、ずっとマンガを読んでいた。
『百年の孤独』を読み終えた。感無量。
20代半ば、当時働いていた書店の上司から「人生の必読書」と言われプレゼントをされたけれど、一度も読了したことがなかった『百年の孤独』。20年越しの宿題をクリアしたような気がする。
羊皮紙の解読が終わる時、百年の孤独を運命づけられた家系が消え失せてしまう。ウルスラが感じていた『時間というものはぐるぐる回っている』が止まってしまう瞬間に立ち会い、なんともいえない虚しい気持ちだけが残る読了だった。
羊皮紙の最後のページを解読しつつある自分を予想しながら、口がきける鏡をのぞいているように、刻々と謎を解いていった。予言の先回りをして、自分が死ぬ日とそのときの様子を調べるために、さらにページをとばした。しかし、最後の行に達するまでもなく、もはやこの部屋から出る時のないことを彼は知っていた。なぜならば、アウレリャノ・バビロニアが羊皮紙の解読を終えたまさにその瞬間に、この鏡の(すなわち蜃気楼の)町は風によってなぎ倒され、人間の記憶から消えることは明らかだったからだ。
「人生の必読書」だったか、と問われると、よくわからない。でも、何度も読み返したくなる作品ということだけはわかった。
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