観葉植物、『コウモリラン』をひと夏地植えにしてみた話
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。
「暑いですね。」の次は、「涼しい」を通り越して「寒くないですか?」に急に変わったものだから、みなさん体調崩されていませんか?
私、涼しくなったら(寒くなったらではなくて)観葉植物のことで、やろうと思っていたことがあるのです。
コウモリランがどうもわかラン
コウモリラン(ビカクシダ)が人気になって、育てている方も随分と増え、園芸店やホームセンターなどでも頻繁に見かけるようになりましたね。
そのコウモリランが流行るちょっと前。
お客様から問い合わせがあって、コウモリランを取り寄せたのです。
その時に本当に軽い気持ちで、私も自分用にコウモリランをゲット。
しかし、この子の育て方の塩梅がいまいち良く分からず、年々みるみる元気がなくなり、とうとう貯水葉を出さなくなってしまいました。
原因はわかっています。
根腐れです。
どうも上手に水やりのタイミングが掴めない。
↓貯水葉が何かわからない方はこちら↓
コウモリランを天に任せることに
すっかり株も小さくなって、葉っぱの数も減って、貯水葉の出し方も忘れてしまった我が家のコウモリラン君。
ちょっと思うところがあって、今年の梅雨時期に『地植えにて天に任せる作戦』を決行することにしました。
地植えにしたら、もうそのまま放置ですよ、放置。
日陰になる場所を選んで、穴を掘って埋めたら、ただひたすら放置。
これで、貯水葉が出てきてくれたらラッキー。
様子を見つつ放置した結果
夏、気づけばいつまで経っても雨が降らない日があり、過酷な暑さが続く日があり、もしかしたらこの作戦は失敗だったのかな。と思うくらい一時期はコウモリラン君は、とても貧弱なことになってしまっていました。
それでも、もう真夏の室内に急に取り込むわけにはいきません。
室内は室内で、エアコンによって涼しくなったり、エアコンを切ると途端に暑くなったり。そんなリビングの気温差は、それはそれで過酷なはず。
だから放置!!
そうやって、過酷な夏を乗り切ったコウモリラン君には、、、
やっと涼しい日がちらほら出てきた10月初旬になって、無事に貯水葉が出てきてくれたのです!!
自然な状態で管理し直すぞ
いよいよ私はコウモリランを掘り起こしました。
これ以上地植えにしていると、コウモリラン君の苦手な冬がやってきてしまいます。
掘り返した株は、鉢植えをやめて苔玉風に仕立て直すことに。
鉢植えをやめたのにはちゃんと理由があります。
我が家にコウモリラン君をお迎えするきっかけとなったお客様から、コウモリラン君を流木に付けたものを頂いたのですが、その子がお外で年中放ったらかしでも何事もなかったかのように生きているのです。
お水をもらうのも雨任せです。
冬になると葉っぱが傷んで小さくなりますが、梅雨の時期になるとちゃんと貯水葉を出す。
肥料をあげるようなこともしないせいで、大きくなりませんが、小さくもならないの。多分もう5年以上も。
兎にも角にも『小さくならないだけマシ』
ということで、苔玉風に仕立て直して無事に今年の夏のミッション完了。
まとめー生産者さんとのやりとり
私は本当に運が良くて、今のお仕事のパートナーは樹木の生産者さん。
そして、観葉植物を手配したい時には、観葉植物の生産者さんにお世話になっています。
生産者さんの顔が見える、話が聞けることで、この子がどうやってこの畑(もしくはハウス)に来てどのようなお世話をされてきたのか。
それらを知ることができます。
「何処の馬の骨ともわからぬ(これ私言われたことあるの。笑」と言われることはまずないのです。
これって、本当に贅沢でありがたいと思っています。
さてさて、そんな生産者さんたちにお世話になりつつ、完全な繁忙期に突入いたしまして、毎日夕方になるとぐったり。(更年期かな。気温の変動が激しいせいのような気もする。笑
)
それでも、現場は毎日楽しくて、前進する喜びを日々感じております。
季節の変わり目が、ここのところずーっと続いております。
皆様も、どうぞお身体にご留意ください。
今日はここまで。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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コウモリラン君だけでなく、ゴムノキもウンベラータも増やしてみようと。
寒くなる前にやらなきゃですよ。