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秋の庭からー台風で折れた『サンカクバアカシア』の枝

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。
台風14号での被害は、私は本当にたったこれだけで済みました。家の猫の額ほどの大きさの庭に植わっているサンカクバアカシアの枝が1本でした。
今日はサンカクバアカシアのお話です。

折れた枝葉こちら。

サンカクバアカシアとは

サンカクバアカシア マメ科 アカシア属
常緑低木 原産国.オーストラリア

サンカクバアカシアはアカシアの仲間。そうミモザと同じ仲間です。そして、サンカクバ(三角葉)そう、三角の葉っぱなんですよね。

ちょっとチクッとするほど尖った葉っぱは、少し色がシルバーがかっているので、お庭に植わっていると、ちょっとしたアクセントにもなります。

ミモザの仲間には、葉っぱの特徴が様々。品種によって随分と特徴も違うので、植えてみたいな。という場合には、良く調べてみるようにしてくださいね。

ミモザは成長の早い木です。
そのため、台風などの暴風でも折れやすいので、支柱をするなり、あまり風を受けやすい場所に植えないようにするなりの工夫が必要です。

↓ミモザは本当に人気です。過去にミモザについて書いたお話はこちら。

ミモザ 夏〜秋の様子

ミモザは、3月頃に花を咲かせます。黄色い花はとてもふわふわで可愛らしく、生花で楽しんだ後は、ドライフラワーとしても楽しむ方もたくさんいらっしゃいます。

花が終わると、夏にかけて新しい枝と若い葉を出し、その先に花芽をつけます。

この若い葉を出している時期の小さな葉っぱもかわいいのですが、この葉っぱが出ている間は、あまり綺麗にドライフラワーにすることは難しいです。

新しい葉が水を上げ切らないため、葉先が萎れた状態になってしまいます。

新しい葉が固まってくるのは、早くても梅雨明け以降。
この時期からであれば、枝をカットしてドライにしても綺麗な状態で楽しむことができますよ。

台風で折れた枝の始末

台風で、枝が折れたよ。という方もいらっしゃったでしょう。

折れた口が、ギザギザとしている場合には、幹に残っている方の枝の切り口は鋏などで綺麗な切り口になるようにカットし直しましょう。

幹に残った方の枝の切り口が、非常に大きい場合は、切り口を保護するお薬もありますので、そういったものを縫ってあげるのも良いですよ。

↓トップジンペーストが個人の家庭なら一般的かな。ホームセンターで買えます。

カットした枝を飾ろう

カットした枝の方をアレンジメントや花瓶に活ける、ドライフラワーにするにしても、水揚げをしておくと長く楽しめます。

<自宅でできる簡単な水揚げの方法>
①一度キレイなハサミで折れた枝の切り口をキレイにしましょう。
②その枝を再度バケツの中で斜めにカットします。
※太い枝の場合は、その切り口をまた半分に鋏を入れる方がより水揚がりがしやすくなります。
③その枝を葉の先まで新聞紙で包み、1時間ほど水に浸けたら水揚げ終了。

水揚げ用の薬剤を使う場合もありますが、自宅で楽しむ分にはこの方法で簡単にやっても良いでしょう。

他のお花と組み合わせてスワッグにするのも楽しいですよ。

まとめー台風の被害の状況

今日は台風が通り過ぎた翌日に良くある、とても晴れやかで気温も秋らしく過ごしやすい1日になりました。

車で走っていると、田んぼの稲が倒れているところも所々ありました。それをそれぞれの農家さんが起こしたり刈り取ったりしている様子に、とても胸が痛みました。

夕方のニュースでも、今出荷の最盛期の梨の農家さんのところの梨が、強風で落下してしまっていたり、葡萄農家さんでも同じような状況が起こっていたり。

台風は、予測できる災害ですがそれでも、避けることはできません。
実りの秋、せっかく育てた作物を、収穫を前にこのような被害が起こってしまうことはとても辛いことでしょうね。

さて、最後ちょっと暗い話題になってしまいましたが、今日はここまで。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。



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