海の日をフライングしてーウミガメが産卵に来る海へ
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。今日は午後から時間が取れたので夕方の海へ行ってまいりました。7月18日の海の日を前に、束の間の海を満喫。
ウミガメの来る海へ
私の住んでいる町のお隣には、ウミガメが産卵にくる綺麗な砂浜があります。とても綺麗な海です。
東シナ海に面している遠浅の海は、幼い頃から通っているとても親しみがあり、海水浴だけではなく、潮干狩りに訪れる方や、オフシーズンでもでもワンちゃんを連れてお散歩に来る方、サーフフィンやボディーボードにこられる方もいらっしゃいます。
私も、夏に限らず度々潮騒を聴きにフラッと立ち寄ったりしています。
日によっては、完全貸切。なんてことも。
タイミングが合えば、綺麗な夕日を見ることもできます。
↓7月から海の家がオープンしています。
ウミガメの保護について考えてみた
ウミガメの産卵地でもあるこの海ですが、ウミガメの産卵地は全国でも数カ所確認されています。北は千葉県房総半島から茨城県の海岸線。そして、南は沖永良部島まで。どの海もとても綺麗な砂浜です。
「ウミガメの保護」については、様々な見解があるのをご存知でしょうか。
皆さんは、ウミガメの保護。というとどんなことを思い浮かべますか?
真っ先に思い浮かんだのは「ウミガメの放流」だとしたら、それだけでは「ウミガメの保護をしている」とは言えないと考えています。
それぞれの産卵地での課題が違うようなのです。
このような事を認識した上で「ウミガメ保護」のためにできる対策を地域ごとに取り組む必要があるようです。
「NPO法人日本ウミガメ協議会」という団体があります。そこのHPでも興味深いことが書かれていますので、ご興味ある方は目を通してみられてください。
綺麗な海を守る
「ビーチクリーン」という活動も様々な地域で取り組まれています。
私の住む街でも、「ビーチクリーン」という名ではなく「海岸清掃」という名で一斉清掃する日が設けられています。
そこで目につくゴミは、枝や流木に混ざった、細かくなったビン類、ペットボトル、ビニル紐など。もちろん水には溶けないのでそのまま浜へ漂着してきたものです。
海へ出かける方は、どうぞそこで出たゴミを持ち帰っていただきたいと思うのです。
しかし、実際のところ海岸清掃をしていて感じるのは、ビン類、ペットボトル、ビニル紐等は「明らかにその浜で出たゴミでは無いもの」がほとんどだということです。別の場所から海を漂った末に漂着したものなのです。
「海のごみ」は「海で出たゴミではない」場合が多いのです。
日頃から、是非、小さなゴミでもその辺にポイっとせずに、正しい処分場所で処分して欲しいと感じます。
海の問題は海だけでは起こらない
マイクロプラスチックの問題について。「プラスチックごみの排出量を減らしましょうという」動きの中で、レジ袋の有料化やマイボトル推奨、紙のストローへの転換など、私たちの生活の中でも考えさせられる機会が増えてきています。
特に海はマイクロプラスチックに汚染されている、という話はよく耳にしますが、具体的な数字を目にすると、待ったなしだな。と感じるでしょう。
しかし、このマイクロプラスチックで、先日驚くニュースを目にしました。
空気中にも漂っていて、「目が痒い。花がむずむずする。花粉か?花粉じゃないぞ?もしかしてその原因はマイクロプラスチックでは無いのか?」というのです。
地球で起こることをどう捉えるか
「地球上で」と大きな視点で話をされると、実感の湧かない数値や数量が書かれていて、「一体じゃあ、どうすればいいのよ。」と、途方に暮れるかもしれません。
けれども、一つ一つを自分の住む国、自分の住む地域、自分の暮らしへ落とし込んでいくことで、具体的に個人でもできる対策があるのだと思います。
有料化して、自分でお金を出して購入したレジ袋、正しくゴミに出せていますか。
まとめー海は広いな大きいな
こんな難しいことを書く気などなく、海は広いな大きいな。という話を書くつもりでいたのですが、気づけば堅苦しい話になってしまっていました(笑)
けれど、せっかくの「海の日」(フライングしてますが)今一度、考えても良いのかな。なんて思ったわけです。
それにしても、海に小一時間ほどいただけですが、とても疲れました。
心地よい疲労感です。
やっぱり海が好きだな。と、人生で何度思ったことでしょう。広くて、大きくて、そして時に恐ろしいこの海とこれからも仲良く暮らしていきたいな。
では、今日はここまで。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。