詩 〜必然〜
運命論の歪みを止めて
未来を手繰り寄せるゲーム
たぶん僕は敗者にはなれない
逃げ方を知らないから
誰かが作ったルールには乗らない
ゲームを変えてしまえばいい
欲しいものはすぐそこにあって
叶えたい願いは目の前にあるなら
手を伸ばして掴むだけ
太陽が東から昇るように
温度が水の形を変えるように
それを誰も奇跡だと思わないなら
錯覚かどうかも疑わしくて
僕は勝者になりたいわけじゃない
ただ光も闇も自分の思い通りに
手に入れられると知っているだけ
必ずそうなるなら好きに作ればいい
それ以外ありえない「それ」を
好きなように描けば必然なんてものも
案外たいしたことではないと思える
だから僕は敗者にはなれない
そして誰も敗者にはなれない
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