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実は、頑張るから結果が出ない

頑張らないことで
有名な改善紳士です。

頑張り屋な
スタッフの相談に乗り、

大きな気づきがあったので
シェアしたくなりました。

相談 「頑張っても結果が出ません」

チームスタッフから
こんな相談を受けました。

<相談内容>
・仕事でミスが多い。
・タスク漏れも多い。
・本を読んでいるが成長がない。
・頑張っているが結果が出ない。
・なにが足りないのでしょうか?

とっても頑張り屋ですが
とってもミスが多い。

どんなミスをしたのか
確認したところ、

<ミスの内訳>

・確認漏れにより、
 やり取りが増え、
 指摘される回数も増える。
 
・頼まれたタスクの
 進捗を確認されるまで、
 タスクのことを忘れている。
 
・メール術の本を読んでいるが
 メールがうまくならない。

なるど、なるほど。

仕事を早くこなそうとして
確認がおろそかになり
ミスしているのかも。

加えて、
仕事にどう活かすかまで
考えずに本を読んでいる。

とりあえず
頑張ている状態が
続いていると・・・。


とにかく頑張る人ができるまで

頑張ればできる
と言う人もいるが、

頑張っても
できないものは
できない。

重要なのは、

とにかく頑張る

ではなく、

1.ゴールを明確に決める。
2.ゴールに必要なことを洗い出す。
3.ゴールに必要な作業量と作業時間を見積もる。
4.そして頑張る。

これだ。

何も考えずに
頑張ったところで、
ゴールはない。


旅行の
「目的地」を決めず、

目的地へ行く、
「ルート」も決めず、

ルートがわからないので、
「いつ到着するか」もわからず、

ただ走る!
ひたむきに走る!

疲れても走る!
とにかく走る!

「目的地」はわからない、
「ルート」もわからない、
「いつ到着するか」もわからない。

でも走る!
頑張って走る!!!



チーン!

とりあえず
頑張る人の
出来上がり!


とりあえず頑張る人に足りないもの。それは・・・

とりあえず
頑張ってしまう人に
足りないもの。

それは、

頑張らなくてもいい仕組みを作ること

です。

まず、
頑張るとは何か?

改善紳士が考える、
「頑張る」とは、

「我慢してやりとおす」

ことです。

そのため、
「頑張らなくてもいい仕組み」を
作るためなら

改善紳士は
いくらでも頑張ります♪

でも、
頑張った先に、
頑張ることが待っている場合、
頑張りません!!

だって、
無理だもん!

頑張り続けるなんて、
死んでも、イ・ヤ・ダ!

はい。

キング・オブ・ズボラとは、
改善紳士のことです。
(紳士のカケラもない)


そのため、
改善紳士は、

楽をするためなら何だってする!

という信念を持っています。
(矛盾してる?)

なぜ改善紳士が、
改善マニアなのかと言うと、

余裕のある状態が好き

だからです。


スタッフへのアドバイス 「ゴールを決めよう♪」

時を戻そう。

スタッフからの
相談内容と内訳。

<相談内容>
・仕事でミスが多い。
・タスク漏れも多い。
・本を読んでいるが成長がない。
・頑張っているが結果が出ない。
・なにが足りないのでしょうか?
<ミスの内訳>

・確認漏れにより、
 やり取りが増え、
 指摘される回数も増える。
 
・頼まれたタスクの
 進捗を確認されるまで、
 タスクのことを忘れている。
 
・メール術の本を読んでいるが
 一向にメールがうまくならない。


確認が不十分でやり取りが増える場合

毎回、
確認事項を
覚えておくのは
神業のため、

スタッフに、
確認事項リストを
作ってもらいました。

さらに、
リストを作って
終わりではなく、

A4のバインダーを
プレゼントして

確認事項リストを、
3秒以内に取り出せる
状態にしてもらいました。

<確認事項リスト>
依頼者 :
依頼内容:
依頼背景:
補足情報:
納期  :

そして、
確認漏れが発生した場合、

確認事項リストを、
アップデートすることと、

アップデートした際に、
チームメンバーに
共有するところまでを
セットにしました。

はじめは、
うまく使いこなせないので、

最初の3回は、
一緒に確認事項リストを使い、
一人で使えることを確認した後、
アドバイス終了です。


頼まれたタスクを忘れてしまう場合

うちのチームでは主に、
チャットワークとasanaという
タスク管理ツールを使っていますが、

10分ほどで終わる
タスクの場合、

タスク登録が面倒で、
タスク登録せず、
タスク漏れが発生していました。

そのため、
10分ほどで終わり、
タスク管理ツールに登録するまでもない、
単発のタスクは、

タスク管理シートと名付けた、
A4のコピー用紙に、
書くようにしました。

原則、
タスク管理シートには、
依頼されたタスク意外を
書くのはNG。

それにより、
タスク管理シートの
重要度が増し、

タスク漏れの頻度を
格段に減らすことができました。
(それでもまだ、ちょい漏れしてます)


メール術の本を読んでもメールが上手くならない場合

まず、そもそもの、
メールがうまい状態とは何か
2人で話し合いました。

そこで出た意見がこちら↓

<メールがうまい状態とは?>
・相手に伝わる言葉を選び、
・文字数が少ないのに要件が伝わり
・メールのやり取りが少ない状態

これが出たら、
もう勝ち決定ですね。

メール術の本から
学ぶポイントは、

・相手に伝わる言葉選び
・不要な言い回しを減らす
・メールのやり取りを減らす工夫

この3つに絞られます。

3つ同時にやるのは、
過酷なので、

今週は、
「相手に伝わる言葉選び」を
重点的に学ぶことと、

学んだことを、
アウトプットして、
チームメンバーに共有するところまで
アドバイスしました。

スモールステップが大変なら、
ベイビーステップ(ハイハイ)で、
進みましょう♪

チームスタッフへの、
アドバイスはこんな感じです。


まとめ:とりあえず頑張るをやめる

とりあえず頑張ると
さらに頑張る必要があり
頑張り続けることになるので

とりあえず頑張るのを
やめることを提案します。

とりあえず頑張ることで
見えてくることもありますが
見えてこない場合が多いです。

そのため、
現在進行系で
とりあえず頑張ってる人は
立ち止まってみる。

「なぜ」
頑張ってるのか、
考えてみる。

そこから始めましょう。

・頑張る理由が、ないならやめる。
・頑張る理由があれば、ゴールを決めた上で、頑張る。

いつも頑張らない
改善紳士でした♪

「やる気アップ」と「継続力アップ」につながるので 「スキ」や「フォロー」がもらえると嬉しいです♪