我が子の充電ケーブルを挿したい欲を満たすおもちゃ「さしっぽどうぶつ」を作ってみた
お家にあるスマホを始めとしたたくさんのデバイスたち。
そして、そこに必ず存在する「充電」という行為。
わが子はその充電ケーブルに魅せられ「充電したい!」と必ず言ってきます。
充電ケーブル挿しっぱなしならば、良いのですが、抜いたり挿したりをひたすらに繰り返します。そんな姿を見てパパは思いました
…これデバイス壊れちゃいそう。でもケーブルを挿したいという気持ちはわかる。思う存分ケーブルで遊ばせてあげたい…
そんなことから生まれたのが今回作った「さしっぽどうぶつ」です。
※実は2年前に作ってMakerFaire2023に出たんですが、記事書いてなかったので今更書いてみました…笑
「さしっぽどうぶつ」ってどんなおもちゃ?
先ほどの、子どもが思う存分ケーブルを抜き差しして遊べるというコンセプトをベースに、USBケーブルの模様が動物のしっぽに見えるものがあるという視点から、ケーブルを動物のしっぽにし、各動物にぴったりのしっぽを付けられるというおもちゃです。
それぞれの動物は最初しっぽがないので「しっぽを無くしたどうぶつたちにぴったりのしっぽを付けてあげてね」という説明で子どもたちには遊んでもらいました。
ちなみに「さしっぽどうぶつ」というネーミングは「さす」+「しっぽ」からきています。
実際に作った「さしっぽどうぶつ」たち
今回用意した動物は、「ブタ」「ワオキツネザル」「恐竜」「トラ」「ネズミ」です。
そして、それぞれ対応するケーブルを変えています(刺し心地が違うのでw)
・ブタ - イヤホンジャック
・ワオキツネザル - USB Type A (ワオキツネザルだけしっぽの位置が違います)
・恐竜 - LANケーブル
・トラ - USB Type C
・ネズミ - micro USB
それぞれしっぽを挿してあげるとこんな感じになります。
また、ただ刺すだけでは面白みがないので、どうぶつたちはしっぽを手に入れると、鳴き声を発します。(ブタさんなら「ぶぅぶぅ」、ワオキツネザルなら「キャー」という感じです)
また、Maker Faire2023では展示用に、このどうぶつたちと連動し、モニターに映し出されたどうぶつたちが、しっぽを取り戻すと喜びのあまり、鳴き声でビートを刻むというインタラクションも作りました。
さしっぽどうぶつの仕組みについて
今回オモチャ部分はとてもシンプルで、この動物の鳴き声部品セットを使っています。
スイッチを使うのではなく、ジャックやUSBを刺したら、鳴き声が鳴くという仕組みです。
ただ、現状は外部から電源を持ってくる必要があるため、動物の反対側は電源に繋ぐ必要があるという状態です。
今後の改良について
USBを動物に挿さない側に、コンセントに刺さないといけないという部分をケーブル単体で動くようにしたいというのが大きな改良点です。この場合どうぶつたちに電源を持たせて、しっぽの先をつなげてあげる必要があるので、その部分を改良するイメージ。
また、ちょっと違った遊びとして例えば、USBライトみたいなのを指すと光るような「蛍」とか、しっぽではないけどちょうちんアンコウのようにちょうちん部分を刺してあげるとかも面白そうだなと思っております!
最後に(おまけ)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ちょっと前に作っていたものを公開していなかったので、年始の一発目として記事化してみました!
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おまけとしてさしっぽどうぶつの他の写真も貼っておきます!
ぶた
ネズミ
恐竜
トラ
ワオキツネザル