「ワンオペ育児」 読んでみて。-2
対象:プレママ、プレパパ、現在ワンオペをしているママ、ワンオペをママにしてもらってるパパ、そのほか
まとめ:育休で日中だけでも一人で育児・家事をやるのは結構辛い。時間管理ができない。ただミルクを活用することと、今まで全て手でやってきたことを、他の手段でやることができるんだと気づける。
そして、家事・育児は「遊び」と「世話」とに分類できる。
昨日の続きです。もしお読みでない方がいれば、できれば昨日の投稿からご覧ください。
日中だけとはいえ、一人で育児・家事をしていると、大変なことが多々あります。具体的には下記3つです。
1:意識の問題
2:時間の問題
3:体力の問題
1は昨日取り上げましたが、意識の問題でした。
さて本日は2:時間の問題です。
現在育児休業中ですが、ついでに5つの他のプロジェクトを回しています。(1番工数がかかっているのはこのnoteです。(笑))
上記の記事にも記載をしましたが、とにかく対策が打てない程度、または、対策を打つほどでもない程度の、細かなタスクが、散発的に発生しています。
よくあるのが泣き始めた時の対処。
1:Baby泣く→オムツ確認する→おしっこしてる→オムツ交換する。
所要時間:5分
2:Baby泣く→オムツ確認する→おしっこしてない!→ミルクのあげた時間確認する→あ、3時間以上経ってる、、、→調乳→人肌へ冷まし→ミルクあげ(半分量)→げっぷ→ミルクあげ(残り)※最近ここでぐずる→げっぷ→育児メモに情報記載→寝かしつけ。
所要時間:45分〜90分
3:Baby泣く→オムツ確認する→おしっこしてない!→ミルクのあげた時間確認する→あれ?1時間前だな→、、、泣き止まない。→とりあえずおしゃぶりはめる→、、、あ、吐き出した。→しょうがない。。。以下A〜Cのいずれか(A:バランスボール、B:スクワット、C:クラブミュージックを流し、抱きながら踊る)→寝た!→ベッドに置く→目がぱっちり開き、覚醒する→上記A〜Cのいずれかを再度実施
所要時間:15分〜60分〜
これが、だいたいこれで毎日過ぎて行きます。
それでも、幸い、うちのBabyはミルクとミルクの間の時間と、移動している時間は寝てくれるタイプなので、その間に自分のプロジェクトの作業をしています。
もう、ワンオペママからしたら、「何万回と言ってるわい!」という内容だとは思いますし、私が読んできた40冊以上の本、ほぼ全てに「時間が管理できない」と記載されていました。
【対策1:ミルク】
やっている行動が全て寸断されないように、(妻と相談のうえ、妻の体調も含めて)産後数週間経った辺りで、完全にミルクに以降したことは、時間捻出をするにあたり、役に立っていると思います。
どの程度飲んだかが明確なので、「次はだいたい何時」「今日はだいたいどう流れるか」がわかるのです。そうすると”泣かれる回数も減る”ので、メンタルも削られません。
ということで、個人的には、感情論は抜きとして、どうしても時間管理を検討しなければいけない。またはメンタル持っていかれそう。という場合は、「ミルク」という手段のご検討をお勧めします。
さて、ミルクを使っても、それでも寝てくれない時があります。その場合は、エンドレスにず〜〜〜〜〜っと踊ったりバランスボールしています。一回も家を出ないで、2万歩超えた日もありました。(別に大きくもないマンションですよ!庭付き一軒家じゃないですよ!!)
こうなると、全てが止まります。
バランスボール→置いて目覚め→バランスボール→あ、オムツ交換や→置いて目覚め→バランスボール→あ、もうミルクの時間や、、、という流れは最悪ですね。笑
【対策2:**しながらあやす。】
ただバランスボールをしている時は、手は使えないので、目か耳を使ってインプットをするか、口を使ってアウトプットをしています。
・本を読む→amazon fireのタブレットで音声読み上げ
・動画を見る→スマホでTEDやnetflixでアメリカのドラマなどを流す。
・記事を書く→音声インプットでnoteの記事を書く
いかに育児の手を抜いて、疲れず、笑顔で、自分の人生も楽しみ、チャレンジしつつ、子どもと一緒に成長していくかを考えるにあたり、できることをやってみる。という精神は結構重要なのではないかと思っています。
ちなみにクラブミュージックはGoogle Homeくんにお願いをすると、FPMやfreetempoなど少し前のものから、最新の曲までなんでも流してくれるので、声でお願いするだけで、気分アゲアゲです。
テクノロジーを活用して、笑顔溢れる育児をしていけたらいいなぁ。
明日は体力の問題にぶちあたった話です。
さて、またまた面白かった「ワンオペ育児」から少し考えさせられるポイントがあります。
ここまでやっているので、さすがに「イクメンもどき!」とか「なんちゃってイクメン」とは揶揄されないでしょうが、世の中ではそういう表現が溢れているようです。
これだけのブームや言葉を作っても、1990年代から今に至るまで、パパさんの育児・家事参加時間があまり増えていないと言われています。(政府調査より、6才未満の子どもを持つ親の家事・育児時間。ママ→6h(共働き)9h(専業主婦)に比べ、パパ→1h。※北欧やアメリカではパパは3h以上を費やしていると、、、)
さらに面白い内容が、父親の労働時間が比較的短い場合でも、子どもと「遊ぶ」回数は増えても、食事準備や洗濯などの「世話」の回数は増えない。という結果が出ています。(2006年 松田)
つまり、オムツ交換(おしっこ、うんち)、ミルク準備→授乳→げっぷ、または寝かしつけ、入浴準備→入浴→入浴後のケア→着衣→保湿など。
育児・家事という分類ではなく、「遊び=あやし」と「世話」という分類に分けた時に、「世話」パートをほとんどママが担当しているというのです。
著書ではもう少し別の表現も出てきます。
「パパは家事よりも育児に積極的なのは、父親ノア主な役割は「稼ぐこと」で、育児は「レジャー」と捉える傾向があるからだと指摘されています。実際、父親たちが「育児」という言葉で語る時、それはたいてい「世話」ではなく、子どもと「遊ぶ」ことを指すそうです(大和・斧出・木脇 2008)」(「ワンオペ育児」抜粋し若干修正)
なるほど、これは新鮮な軸だなと思いました。
私も家庭の中で、「遊び」と「世話」で、名も無い家事・名も無い育児をマッピングしてみようかと思いました。
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プレパパ・プレママや、私の記事に記載している内容が必要そうな方がいれば是非ご紹介お願いします。
自分の実践知での学びが、少しでもプレパパやプレママ、またご夫婦のコミュニケーションをより良くすることにご支援できたなら幸甚です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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