【第二回】スケルトンリボンってなんだ?!

スケルトン?!
本当に、クリアなリボン。
たぶん対象者なんですよね私。

そう!

今回は困ってるかたを支援する活動のリボンというより、困ってるかた自身がつけておく役割が大きいのです。
マタニティーマークに近いものですね??

実際に各地ではハートプラスマークなるものが、
このスケルトンリボンと同じ役割で配布されています。

そんなハートプラスマークってなんだ?


ハート・プラスマークは内部障害・内臓疾患を示すマークとして作られました。
個人で身につけたり、自動車に貼付するのは内部障害者・内臓疾患者に限らせていただきます。

☆内部障害とは、現行の身体障害認定基準で身障手帳の交付の受けられる、心臓機能、腎臓機能、呼吸器機能、ぼうこう・直腸の機能、小腸機能、HIVによる免疫機能,肝臓機能の障害
☆内臓疾患とは、身体障害者手帳の交付を受けられない内臓関係の難病や、その他多くの内臓機能疾患

http://www.normanet.ne.jp/~h-plus/


#線維筋痛症 は、つけていいのなかぁ…
冒頭で自分も対象者だなんて書いてしまいましたが。
座らないとつらいし、座ってブツブツ意識が落ちる。
うーん…

見た目にはわかりにくい疾患のあるかたが、優先席に座りづらい!
などのお悩みから生まれたそうです。
うーん。

芋づる式でこちらもご紹介。

ヘルプマーク


 義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
 ヘルプマークの配布や優先席へのステッカー標示等を、平成24年10月から都営地下鉄大江戸線で、平成25年7月から全ての都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーで開始し、さらに、平成26年7月からゆりかもめ、多摩モノレールへと拡大して実施しています。
 また、平成26年7月から民間企業への働きかけも実施しています。
 ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html


認知はもちろん、対象地域がひろまるといいですね。

話はもどって、スケルトンリボン。


難病、内部疾患、発達障害など、社会で認知されず、福祉政策でも「制度の谷間」に落ち込み、サポートが受けにくい「目に見えない」障がい、困難、痛みをもつ人が数多くいます。
電車で席を譲られることもなく、「怠けている」「わがまま」「やる気がない」と思われることもめずらしくありません。

「バッジをつけて、見えない障害を知ってもらおうよ。」

twitter のみんなの声から、このバッジはうまれました。障害をもつひとに当事者用(上)と、もたないひとには啓発用(右)を。

『 大切なものは目にみえない 』

きつねの秘密が刻んであります。当事者バッジをつけているひとがいたら、「お手伝いできることありますか?」って声をかけてみてくださいね。

http://watashinofukushi.com/?page_id=44


私自身が見えづらくてバリア(逆バリアフリー)を感じ、つけてません。

「みんなの意見から生まれた」ものに協調できない=感性のズレ?!
ひねくれものの私をお許しください…
私自身がなんだかんだでショックを受けているのは内緒なのです…

じゃあ、わかりやすさってなんだろう?
すると役割としてマタニティーマークを例にあげました。
マスコットなどの分かりやすさ。
目視して認識しやすい色彩。
…男性をはじめ、可愛くてつけづらいかたが多そう?!
ハートプラスなりスケルトンなり、選択すれば良いと思います。
逆に、選択できるってすごいですね!
初心者マークが好みにあわないからって、色を変えたりできませんもの。
選択の自由もまた、バリアフリーなのかも?!

うさぽんマーク


術後・治療中の電車、バスなどの公共機関で座れずに困った時ないですか?

または優先席に座ったら「若いのが何座ってる」というような目で見られた事はないでしょうか?

マタニティーマークのように安心して優先席に座れるものがあればいいのに。

傷がうずく、通院の帰りに貧血…などなど。

もし目で見て、「この人は何らかの疾患を抱えて辛いのか、なるほど。」
と、分かれば席を譲ってくれる人もいるかもしれない。
優先席に人の目をきにず安心して座れるかもしれない。

それをバッグに着けたりして見やすく、
分かりやすく周囲に伝える事ってできないかな?

と、考案したのがこのマークです。

http://usapon-nomorecancer.jimdo.com/


個人でされてるようですね。
病院で該当の患者さんには実物配布なり案内なりされたらいいのになぁ…
随分以前にTwitterで話題になり、そのときに思わず「そうだよね~」と声をもらしたものでした。

おわりに

いかがでしたか?!
批判と受け取られそうな表現、誤解を招きそうな表現、申し訳ございません!
今回は自分が必要を感じつつ、迷っているシンボルでしたので、感情的になったやもしれません。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
次のリボンは…あの色です!
それではまたー。

#見えない障害バッチ #ハートプラスマーク #ヘルプマーク #リボン活動 #バリアフリー #ユニバーサルデザイン #線維筋痛症

もしサポートをいただけましたら、私は活動費にあてて還元しなければなりませんね!がんばります