見出し画像

コメダ。

ドリルです。

僕の知り合いにスズキさん(28歳)という元力士の人が いてるんですが びっくりするぐらい太っています。

1km先から見ても スズキさんと認識できるくらい太っています。

体重は 現在 135kgあるらしく現役の時からは かなり 体重は 落ちたと言っていました。

今は 不思議といくら食べても太らないらしいです。


そんな スズキさんの現役の時の お相撲エピソードを聞いてみました。








「スズキさんは、現役の時先輩力士とか からイジメとかはなかったんですか?」




「イジメ?そうですね、俺らの世界では かわいがりっていうんですけど そんなの日常茶飯事でしたよ。まぁ、それが 絶対コイツより強くなったるぞ!っていう相撲を続けるモチベーションみたいにもなりましたけどね。」



「なるほど!『俺より強い奴に会いに行く』ですね!」




「えっ?あぁ、そういえば 昔 先輩力士から 晩飯食べた後呼び出されましてね。」



「あぁ、ちゃんこ食べた後にですか?何て電話掛かってきたんですか?」



「『スズキ。今から コメダ珈琲まで 出てこいや。』

って言われて 腹一杯やけど まぁ、コメダ珈琲やしミックスジュースくらいやったら飲めるか……と軽い気持ちでいったんですよ。」



「まぁ、ミックスジュースやったら なんぼでも飲めますよね。ジュースは飲み物ですから!」



「はい。それで 着いたら先輩力士が

『おい、スズキ!好きなもん食べろや!俺の奢りや!なんでも良いし なんばでも食べろ!』


そう言われて さすがにミックスジュースって言え無いじゃないですか?だから 腹いっぱいやけど 仕方なくシロノワール頼んだんですよ。」



「なるほど!シロノワールくらいやったら まだ 飲み物ですもんね。」



「はい。それで シロノワール頼んで暫く待ってたら 先輩力士が 急に

『あっ!俺 用事思い出したわ!お前は 遠慮せんと残って全部食べて来いよ!じゃあ、ちょっと戻るわ!』

そう言って 店 出て行ってしまったんです。

僕は ラッキーと思って シロノワールだけ食べて帰ろうと思ってシロノワール食べてたんです。そしたら……」



「そしたら?」



「そしたら シロノワール食べてる間に次々とメニューが運ばれてくるんです。

俺は 意味が分からず店員さんを呼び止めて思わず聞いたんです。

それで、店員さんが 言うには さっきの先輩力士が

『コメダにある固形物 全部。』


って言うて注文していきました。って言うんですよ!」



「えぇ!それで?それでどうしたんですか?晩飯食べた後でしょ?無理ですやん!絶対無理ですやん!流石に固形物は飲み物じゃないですよ!」




「はい!そうなんです!めちゃくちゃ葛藤しましたよ。別に全部食べて帰らんでも『食べました。』って言えばバレないでしょうし、店の人にも直ぐに『ストップ』って言えば その時点であれば全部 食べる事は できたと思いましたが……。」



「そうですよね?何の意味も無いですよ。そんなんただの嫌がらせじゃないですか。もちろんオーダーストップでしょ?ストップしましょう。」



「食べましたね。」



「えっ?」




全部 食べましたよ。最後は 苦し過ぎて吐きそうになりましたが 固形物 全部食べました。

こんなしょうもないイジメに負けてるようじゃ あの先輩ってだけで偉そうにしてる奴に負けた事になるって思って全部 食べました。」




「か、カッコイイ!!スズキ!!お前めちゃくちゃカッコイイやんか!」





「ありがとうございます。それで 吐きそうなっても なんとか部屋に戻ったら その先輩力士が寝転んでたんです。

用事なんか最初からなかったっていうのが 丸分かりでした。

それで先輩力士が、

『おう、スズキ、俺の奢り全部食べてきたんか?』

って聞いてきました。

俺は…

「はい、全部食べてきました!」

と言ったら、

『そうか、ちょっと待っとけ。』

って言って 何か電話掛け始めたんです。

『あっ、そうです。さっきの力士です。えっ?はい、あっ、ホンマですか?全部?えっ?食べたんですか?はい…わかりました。』

ってコメダ珈琲に電話かけて確かめてたんですよ!

『…………お前 ホンマに全部食べたらしのぉ。やるやんけ。』

って言う やるやんけが ちょっと残念そうやったんが腹立ちましたけど食べて無かったら どんな目にあってたかと思うとゾッとしましたよ。」



「こわっ!その先輩 ポルポみたいなやつですね!バナナを口に入れた瞬間 拳銃に代わって引き金を引けば良いのに!侮辱ですよ!スズキさんに対しての侮辱!!」


「まぁ、結局 その先輩より上になって ボコボコにしてやりましたけどね。」


「スズキさんとは 覚悟が違うかったんでしょうね。そんな弱い物イジメをするようなヤツとはっ!


あの、最後に 一つだけ お願いしてもいいですか?」




「えっ?何ですか?」



「生『ごっつぁんです!!』聞きたいんです……。」


「えっ?いいですよ(笑)」


「マジですか!お願いします!」


「ごっつぁんです!!」



「うわー!すげー!こちらこそ今日は……

ごっつぁんです!!」


この話の本当度 70%

晩御飯食べた後からのコメダの固形物全部は 中々 信じられないです。

「それだけ 食べたんやったらコメダ嫌いになったでしょう?」

って尋ねたら、

「大好き。」

って言ってました。

恐るべし!!力士!!


画像1

YOU WIN!!

いいなと思ったら応援しよう!

ハチロウとドリル
サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!

この記事が参加している募集