家庭内防災訓練をやってみた①【準備編】
こんにちは、ハチノです。
ゴールデンウィークが終わりました。
今日はハチノ家の連休でやってみたことを書いていきます。
我が家は家族三人が揃っていられる日が3日間ありました。
今年はどうやって過ごす?混んでるけどどこか行きたいところある〜?
などとあれこれ話していたところ
「一回本気の防災訓練がやりたい」
と、夫から意見が出てきました。
いーじゃん!やろう!という私と、
え〜なにそれやりたくない…という娘。
私(これは今年やっておかないと来年はもう付き合ってくれないやつ…!!)
慎重でよくわからないものはとりあえず否定する性格の娘をなんとか説得(いやこれは大事なことだからやっといた方がいいよ!)、一旦日にちを決めることに成功しました。
当日までにやったこと
①具体的に何をするか、どこまで本気でやるか決めた
防災訓練で何をするのか、具体的に決まったことは
我が家は「日々の生活はエレベーターを使わないとさすがに億劫だな」というマンションの部屋に住んでいます。
大人の足であれば、大変ではありますが登り降りできます。
でも小学校低学年の娘の足で登り降りするには傾斜が急ですし、危ないこともあるだろうなと気になっていました。
また、子どもができるとキャンプが趣味になるご家庭もあろうかと思いますが、私たち家族はほんっとうにキャンプに興味がなく、ライフラインが止まってしまった時にどうなるのか試す必要があると思いました。
電気が使えないとなるとエアコンが使えませんが、それでも一晩程度ならお風呂に入らなくても問題なく過ごせますし、5月は家庭内防災訓練の初級編ベストシーズンです。
ちなみに水を完全にストップさせるのはハードルが高すぎるということで今回は見送りになりました。
ただし水を使う時にも「あ、今水を使っているな」といちいち確認をしながら使うことにしました。
そして、すぐに逃げなきゃ!という場面はどんな時か話し合いました。
自宅マンションはRCでそこそこの規模です。
そこそこの規模の共同住宅は、火災が起きた時に簡単に燃え広がらないようにきちんと防火区画しなければならないと決まっているので、
ということをまずは目標にしました。
※防火区画について知りたいという方がいらっしゃいましたらわかりやすかったサイトを貼っておきますのでよかったらどうぞ↓
あとは大地震の時。
我が家の築年数でいえば、建築基準法通りに作られていれば大地震ではそう簡単には崩壊しないと考えています。
背の高い家具も置いていませんので、何かに押しつぶされる危険性は少ないと思っています。
ですが、余震の恐怖に耐えられるかどうかはわかりません。
その時には揺れる中で階段を降りなければ外に出られないのが心配な点です。
②防災グッズの見直し
Xデーと目標が決まったので次は準備です。
もともと防災グッズはある程度揃えていたのですが、足りないものや期限切れのものをチェックしました。
カセットコンロや衛生用品、普段使うものはストックとして多めに保管しているのでOK。
食材もストックがあるので数日は持つと考えました。
今回は冷蔵庫の電源は入れたままにしましたが、おそらくこの中の冷凍食品や野菜・肉類から食べられるようにしていくのだろうと思います。
それと別でもともと家族分をまとめて管理していたものはこんな感じです。
防災用トイレの使用期限はだいたい10年ぐらいと書かれていましたが、いつ購入したか忘れてしまったので購入履歴を確認しました。
楽天で買うと購入履歴がずっと見られるので役に立ちました。
購入してからもう6年がすぎていました。
ここまで使うことなく済んでよかった。
6年前というと娘がまだオムツだった頃です。
数が足りないということで、これは買い足しをしました。
防災用トイレは色々とお勧めされていますが、私は何よりも収納スペースが少なく済むことを重視して選んでいます。
あとはVoicyパーソナリティーのmisaさんのご著書などを参考にしながら、
を買い足しました。
③子ども用防災ポーチ作り
子どもが成長してきたので、子どもが自分でもすぐに持ち出せる防災ポーチを準備したいと思っていました。
ポーチは無印良品の撥水するサコッシュを用意しました。
防犯笛をつけています。
買うときは「もっと色々入ったほうがいいのかな〜??」と思ってしまいかなり悩みましたが、このぐらいのサイズで小学校低学年にはちょうどよかったです。
重くなりすぎると逃げられないですからね。
中身はこんな感じ。
上段のポーチの中身は
ポーチは無印良品のメッシュケースを使いました。
ポケットがメモを入れるのにちょうどよかったです。
連絡先などを書いたメモはCanvaで作りました。
「もしもはぐれてしまったら写真があるといい」と聞いたので、表紙に写真を入れました。
そのほか、
・NTTのサイトを参考にして公衆電話の使い方を書いたページ
・親戚の電話番号
・連絡先を書き足せるページ
を作りました。
https://www.ntt-east.co.jp/ptd/kousyukids/
靴下とヘアゴムは寝ている時に逃げないといけなくなった時に用意しにくい物だと思ったので入れています。
お弁当ピックと使い捨てスプーンは娘が自分で入れていました。
先日お花見に行った時に屋台で買った食べ物が食べにくくて苦労したのですが、その時私が持っていた使い捨てスプーンを使ったことが印象に残っていたようです。
娘が自分で考えて入れたものなのでこれもそのままにしています。
そして娘は何よりも大事なぬいぐるみを連れて逃げなくてはいけません。
今だったらぬいぐるみが一つ寄り添ってくれるだけで彼女の気持ちが全然違うものになると思います。
これは使わなくなった子供用リュックサックに小さいペットボトルのお茶を入れたものを寝室に用意することにしました。
ぬいぐるみ、着々と増えていま寝る時のお友だちが7体あるんですけど、リュックに入るだけなら連れていっていいことにしました。
苦しい選択ですが、防火区画された建物が守ってくれると信じてとにかく命を守らないと、また会うことも叶わないですからね。
(どの子持って逃げるんだろ…)
ちなみに、ここまで準備をした時点で娘の防災訓練への前向き度がちょっと上がりました。
自分のために何かが用意されるのはなんであれ嬉しいらしい。
「あのさ、もしもさ、地震とかがずっと起きなかったらさ、チュッパチャップスって普通に食べてもいいの?」
とか聞いてきたのが可愛かった。
いいよ、普通に食べられることが一番だからね。
④自分の持ち出し品の見直し
さて、自分の持ち出し袋も準備します。
まずは自分の身を守らなければ。
私は普段使っているリュックにある程度防災にもなると思われるものを入れて生活しています。
具体的には
こんなところでしょうか。
子どもが小さいとウェットティッシュとゴミ袋は常に携帯していないといけないので必須アイテムと化しています。
それに加えて
この辺りは普段のリュックに入れて持ち歩いているポーチの中に入っています。
つまり、緊急時に追加で持ち出したいものを小さなポーチに準備すれば、逃げる時には普段のカバンに入れるだけでいいことになります。
ということで、
を、適当なポーチに入れて寝室に準備しました。
これでスムーズに避難に移れるはず。
長くなってきたので一旦今回はここまでにします。
実践については次回書きます。
お読みくださってありがとうございました!
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