ねこのストラッパーができるまで
ねこのストラッパーのデザインを担当させていただきました、はちみつクリエイトの猫好き新入社員の山本です。入社してすぐにお客様のアンケートにより「犬や猫のストラッパーが欲しい」という意見を目にし、インスピレーションが沸きました。
そこから2/22の猫の日に間に合うように超スピードで仕上げた【ねこのストラッパー】が、無事に世に出て嬉しいです(´;ω;`)
デザインパターンを作成しては、選考。また作成し選考…の繰り返しで製品の精度をあげていきました。なので、皆さんのお手元に届くねこちゃんは、かなり洗練された選ばれしデザインのねこになっています。
せっかくなので没になったデザインの供養もかねて、ねこのストラッパー誕生までの道のりを見ていただければと思います!
●色の選定
実は企画当初はマットブラック・クリーム・ピンクゴールドの三色展開でデザインを考えていました。可愛いものが好きな大人女性をターゲットに計画していたピンクゴールドですが、今回は「クリアケースから見えてもかわいい」をコンセプトに考えていたため、スマホ端末との色相性や、猫らしい色かどうかを考えた結果泣く泣くボツにしてしまいました。
▼採用したカラーとビジュアルイメージ
マットブラックは黒猫、クリームは白猫、ゴールドは茶トラをそれとなくイメージしています。好評であれば他の色や柄付き猫も追加したいですね🐈
●フォルム作成
フォルムにおいてこだわった点がいくつかあり、
・丸過ぎない
・シャープ過ぎない
・耳が小さい
を意識しながらデザインを選考していきました。
シャープ過ぎても可愛さが弱くなるし、丸みが強いと熊っぽくなってしまうんですよね。
あと耳の小ささを重視した理由ですが、子猫っぽさを出したかったのと、THE猫グッズ!というイメージを少し抑えたかったからです。
猫グッズって顔がかかれていたり、猫のフォルムがどどんっ!と強調されていたりで、大人がさらっと使うには少し主張が強いものが多いように感じていました。「こっそりねこがいます」のニュアンスを出すために、猫の耳はあくまでひょこっと生えた感じを演出しました。
▼没になったデザインたち(一部抜粋)
82パターン作りました
▼選ばれたデザイン
耳のフォルムにかなりこだわり、外側は丸く、内側は限りなく直線よりのゆるいカーブにしました。耳の角度は開きすぎず、少し角を残しています。
こうして没案と比較してみると、ストラッパーらしさと猫っぽさのバランスが絶妙な気がします。機械っぽさと温かさのあるねこです。
●ロゴ作成
通常版と同じロゴでもよかったのですが、せっかくなのでねこのバージョンのロゴも作ることに。「str@pperの@部分を肉球にする案」と「@の部分を猫の顔にする案」の2案で検討を重ねました。
▼没になったデザインたち(一部抜粋)
合計で25パターンのロゴを作りました
▼選ばれたデザイン
結果、webサイトなどでもロゴを使うことを考えて猫の顔をしっかり感じるこちらのデザインに。
●パッケージ作成
どのような路線でいくかで二週間以上頭を悩ませました。
梱包する保護用クリアケースや紙の素材感なども含めると148パターンのデザインを作成しました…
結果、パッケージの用紙は厚みがあってパッケージ向きの、もこもこした質感のこちらの紙にしました。手触りもどことなく猫を感じます。
▼没になったデザインたち(一部抜粋)
シンプルな白黒のパッケージもお気に入りですが、パッケージの見栄えを考えた結果、色付きのデザインにすることに。
▼選ばれたデザイン
ストラッパーが目立ちつつ、ひょこっとした感じも出てキュートなこのデザインにしました。
没になったデザインも含め、猫ストラッパーの組み合わせを出すと…
形82パターン×ロゴ25パターン×パッケージ148パターン=305,800
なんと305,800通りものパターン分岐がありましたΣ(・□・;)
305,800分の1を勝ち取ったデザインがこちら
ロゴも形もパッケージもかなりこだわったので、是非お手に取ってじっと眺めてみてほしいです!!
以上、ねこのストラッパーができるまででした🤗
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