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「関東3大山車祭りの一つ」千葉県佐原の大祭夏祭り (2024年7月13日 日本帰国旅行記)

真冬のアデレードから梅雨日(暑い)の日本帰国。冷房をつけながら寝ることって、地中海性気候のアデレードではないんですよね。ここ数日、日本に帰国してからはずっエアコンかけっぱなしで寝ていたので、毎朝頭がガンガン痛いし、とにかくだるい😓。うーん、今日1日は何もせずにゆっくりしていようか迷うなあ。でも佐原に行って、祭りの雰囲気をあじわいたい。もう夏に日本に帰ってくる事もないと思うので、頭痛薬飲んでいきましょう。

実は千葉県に住んで数十年、佐原に1度も足を運んだことのない私がオーストラリアから訪れるという…😅 地元って案外旅行の行き先から外れませんか? 


佐原の大祭とは 
小江戸佐原の一大イベント『佐原の大祭』は、7月10日以降の金曜・土曜・日曜日に行われる八坂神社祇園祭と、10月第2土曜日を中日とする金曜・土曜・日曜日に行われる諏訪神社秋祭りの総称をいい、 関東3大山車祭りの一つと称され、約300年の伝統を有します。

香取市 佐原の大祭夏祭り

そして山車に大木偶人形が乗ってる、珍しい山車祭りなんですって。知らなかったわ〜。
じゃあ、他の2つは?と調べてみる。

埼玉県の【川越祭り】
茨城県の【石岡のお祭り】

川越祭りはインスタでけっこう出回ってるので知ってるわ。日本に住んでる外人さんが「東京からすぐ近く、川越で祭りが開催されるよ!」という動画が開催前にけっこう上げてます。石岡は知らなかったわー。日本帰国で訪れる場所リストに入れておかねばいけませんね。

祭りの詳細はこちらからどうぞ。

朝は具合が悪かったのでゆっくり

柏駅から成田線で到着。2時間ほどの道中、同じ千葉県なのにめちゃ遠いわ。
パンフレットと地図が会場で配られます。駅のトイレは数少なく、電車が到着した際は激混みでした。ここで結構時間を取られるので、駅から歩いてちょっと先にある観光案内所のトイレをお勧めします。

小野川沿いは非常に美しく整備されていて最高。山車を見に来たというより、この街の雰囲気が好きになってしまった。

『小江戸佐原』とも言われるノスタルジックな町並に見惚れて、祭りの雰囲気を味わっていたら…囃子の音がピタっと、とまってしまう。

しまったー!山車が止まっちゃったよ😭 大失態、動いてるのみたかったんだけどな。確か全部の山車が整列されているはず。見物しに行きましょう。

イザナギノミコト
菅原道真 現存する佐原最古の山車
山車の制作年代はなんと1822年
鷹は稲わらを使い、町民全体の協力のもと4年ごとに制作

写真で見ていたものよりも実物はとても迫力がある。そして彫刻の素晴らしいこと!これが見れただけでも佐原に来た甲斐があったわ。

佐原市の花はアヤメ

当初の予定ではライトアップの時間までいる予定でしたが、体調を考えて柏駅にあるホテルへ帰ることに。

駅に向かう途中、このお店からとーっても良い香りが漂ってくる
焼き鳥は大行列でした
旦那が並んで焼き鳥を買っている間に小野川沿いの椅子をゲット
美味しゅうございました

街並みの脇役たちも、ノスタルジックな佐原の雰囲気を盛り立ててくれています。

初めての佐原、小野川と柳と街のコントラストが絶妙で、日常を忘れさせてくれる場所でした。伊能忠敬記念館も行きたいし、うなぎも食べなきゃいけない。また来なくっちゃね。

そしてちょうど佐原の旅行記を書き始めたころに、NHK Worldで佐原の動画がアップされました。30分くらいの動画で、日本語と英語は半々。字幕入れたら大丈夫でした。映像がきれい、佐原の素晴らしい景色と歴史を詳しく知ることができます。

利根川は江戸以前は実は東京湾の方へ流れでていて、洪水の被害が多発していたそう。そこで数十年とかけた大工事で太平洋に流れ込むようにしたという、なんとも偉業なインフラのお話などが盛り込まれていました。
佐原の大祭のこともふれていますし、もしも佐原に興味のある方はぜひご覧になってみて下さいね。

 次回は石垣島の旅行記です。

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