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感想:ちいかわ島編は本当に【バッドエンド】だったのだろうか?

漫画「ちいかわ」の「島編」が完結した。 半年にも渡る長編、作者の急病、緊迫する世界情勢のなかで大いに世間を賑わし続けたナガノ先生に、まずは楽しませてくれてありがとうございますと感謝したい。 さて前回の記事でとんでも考察をしてみたりしたのだが今回は純粋に感想を。 作品を読んだ人向けです。 連載開始当初はオールキャラ登場で暗黒大陸編やらサウンド・オブ・ミュージック編やら色々推測されたが、独自の世界観で結局「島編」と呼ばれたシリーズ。 その前が悪夢編だったため、読者としてはもう

    • 【考察】「ちいかわ島編」に見る「輪るピングドラム」

      ※この記事は「ちいかわ」と「ピンドラ」のネタバレを含むと共に大いなる考察という名の妄想をもって構成されています。 まず最初に、ちいかわを真面目に考察するのはどうなのかと言う声が聞こえきそうだが、真面目に言いたくなったので仕方がない。 さて長期連載である「ちいかわ島編」も佳境となっているが、どんどん読者の悲鳴が多くなっており、そして決定的な回が公開。 死んでしまった仲間のために不死の人魚の肉を食べさせるシーン。 そして二人は不死(電動式)になりました。 この回でドラマ

      • ひと月経ってもゴールデンカムイ展のことが忘れられない

        ゴールデンカムイ展に行くためだけに、京都に行った。 全話無料キャンペーン。これがゴールデンカムイとの出会いだった。そう、もう原作は最終回直前だった。慌てて期間内に読んだが、結局最終回後に全巻買うのだから無料キャンペーンも馬鹿にならない。 京都展は平日にも関わらず整理券をもらい、2時間後くらいに入れた。 とても良い展示会だった。ああいう場所に行くと、仲間がたくさん居てそれだけでほっこりしたり、満足度がある。 壁に飾られた美麗原稿とともに、原作に出てきたものがレプリカとして展示さ

        • 映画「さかなのこ」笑わないって難しい

          エンタメで笑うことを抑制しはじめて結構経つが、涙は嗚咽を抑えることはできると気づいた。自分が泣いてると冷める、まである。(マスクと涙の不快感がやばい) ただ笑いは厄介だ。笑いそうになると、こらえるのだが、こらえると笑いがこみ上げてきてしまい、それでも口を抑えるが、エンタメ側が畳み掛けてくるので思わず変な音を出しながらブブっと笑い、その笑いがなんか自分でもツボにはいって、さらに笑いが笑いを呼ぶ。 で、大概エンタメを楽しむ空間では誰か二人くらいは吹き出してしまうので「もう、い

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