小説 野性時代「野性歌壇」への作歌メモ
どうしてこれを始めるのか。
ある不義理の為に更新をしなかったnoteをどうやって更新しようかと思いましたが、毎月欠かさず投稿している『小説 野性時代』連載の「野性歌壇」で、締め切り前に即興で作歌している時の言葉のメモを公開することにしました。理由は他にもありますが、それはスキがある程度付くようになった時にでも。
今回は「小説 野性時代」2020年2月号で発表されるテーマ詠「日付」への作歌メモです。
その日であるか、周辺の日であるか。
進んだり戻ったりする日付。日めくりカレンダーはバカリズムのネタにあった。
スマホの日付。アラーム機能?
カレンダーの日付の距離感。吉川 宏志 氏の短歌に分母と分子に見立てた短歌があった。その先はあるのだろうか。
平成31年ネタは既に誰かがやっているだろう。
私の頭の中にある特別日ネタはやっておくべきだ。
誕生日はベタではある。やり方次第。
口ずさみやすい。口ずさみにくい。大晦日、小晦日。
言葉の反復問題。具体的、抽象的。
記念日はどうやってできるのか?決めるのか育てるのか。
九日十日の響き。
精確な日付ではなく、単に「日付」。命日。有名人の誕生日は誕生日占いなどによくある。
思い切って日付だけにする。日付と命日などの言葉。
予定日。良い方?悪い方?金利。締切日。
カレンダーの入り口と出口。誕生日と命日。
うるう年。うるう秒の方が好き。
誕生日占いの本の存在意義は私以外の大勢の人の為にある。
消費期限、賞味期限。八桁の数字。この数字に左右されている。安直な気がする。踏み込みたい。
「夢」にすればよかったか、「夢」飛躍しているような気もするが、前の句との流れも維持したい。安定を取りすぎたか。
雑誌の発行日や本の奥付。やはり私には支払日で考えないといけないような気もする。森田雄三氏の本に書かれていた消費者金融の支払い日で何も考えずただ時計を見ている男の話。私と似ているから。
宅配便の日付指定とか。天気予報は日付ばかりだな。で、どうする。
カレンダーは平面上の未来や過去。明日は右からやってくる。それで?無意識に常識だ。
週間予報の一番右って覚えているのだろうか。週間予報は天気の肌感覚を与えているような気がする。
「の」か「に」か。
日付付きのスタンプ。案外多い。消印とか、受領日とか。
発言ログ。ログか。
作り始めてから締め切りのまでに取り掛かった数時間メモを取りつつ、短歌を投稿していきました。言い方を変えた分を省略すると6首でしょうか。
送った短歌が選ばれて掲載されているかわかりませんが、それも含めて投稿歌人のサイクルですのでこれを繰り返してただ一喜一憂するだけです。
今月も「野性歌壇」への投稿を、メモを取りながらやろうと思います。