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本棚の一部を移動、ついでに足立区ごめんどつぞ四国はオーストラリアへ変換さピカチュウ

本棚お引越し編

前に本棚紹介したnoteを書いて数週間後、創元推理文庫を5冊買ったら読んでるハードカバーが入らなくなった(*´ω*)

前に出したnoteより同じ写真。これにピー冊入れたらパンクした。そりゃそうだ。

でも少し部屋に空きがあるから動かせそう…

というので動かした。あ、この本棚の奥にある文庫は「庫之介」という講談社文庫のキャンペーンでもらったプラスティック製本棚に入ってる。それを単に動かしただけで。

これが「庫之介」プラスティックで組み立て式
大体21冊入る優れもの(「アザラシの赤ちゃん」というフルカラー写真集は激薄なのでカウントしていいか)

2006年のブログだが、折り返しのマークを15枚集めると貰えたやつらしい。ちょうど大学生の頃だし、この頃はミステリ関係でよく買ってたから一致する。

ただ、整理していくうちに古い本や古い図録とかポロポロ出てきて…巻末におまけとして載せよう。

これが「庫之介」をどかし、別の場所に置いて整理した結果。本棚の奥には旧入っていたもの(15年以上前に集めてたコレクション)、「戦闘美少女の精神分析」から右側は講義で使っていた書籍、手前右が持っていたエッセィなどで、「テムズとともに」から左は今年買った本で四六判のものを入れた。これに自分と親が読んでるハードカバー2冊入れる予定。

旧「庫之介」に入っていた本と今年買ったエッセィ文庫の一部とエンタメ論
宮沢和史と佐藤雅彦のエッセィと今年買った四六判。手前のメタモンコレクションとダンボーは読書ストップ時に集めたもの
新しいスペースに「庫之介」を置いて積読本を収納。ほぼパンパン。

親から間借りしている本棚、実は処分したいらしいのでもしそうなったら省スペースな回転式本棚を買う予定。

おまけ

今回の整理で面白いやつが出てきたので紹介。

「足立区の皆さん、ごめんなさい!」

なんで急に謝っているの?と思われるが、これは「新・東京23区物語」の帯にあるキャッチコピー。文庫書き下ろしで今は絶版(「東京23区物語」も出版されているが未読)
なぜ謝っているかと言われたら目次を見ればわかるはず(新潮社の皆さん、勝手に目次掲載してごめんなさい!)

内容は、アド街初代案内人による東京23区を紹介したエッセィ。この人の登場でアド街は制作されたとかそうでないとか。

「新・東京23区物語」の表紙。相当古いし古本屋で買ったので状態は…
1つの区につき15〜20ページ近く使ってる
後半になると10ページ近くに落ちてる。理由は読めばわかる。絶版だけど。

「日本語でどつぞ」!

今度は意味不明なタイトルと思われるが、れっきとした本のタイトル。内容は「世界ニホン誤博覧会」と同じで、世界中から集まった誤った日本語表記を紹介するもの。これも「どうぞ」が「どつぞ」になってしまった残念なパターン。今もX(Twitter)でもネタになる系の元祖?

この本も2冊とも絶版なはず。

「日本語でどつぞ」は中経文庫で出たもの。入手順はこっちが後
「世界ニホン誤博覧会」の表紙(帯付き)編集が「笑ってしまって仕事になりません」とあるのもうなづける。新潮文庫
帯を外したもの。ゆリースや奇の味などなんやねんという表紙から漂うカオス感。これが新潮文庫で出たとは


ちなみに、新潮文庫の新刊案内には「警察小説、サスペンスフェア」とあり「果断 隠蔽捜査2」と「いつか陽のあたる場所で」の案内が出てた。もちろん2冊とも購入済みなのであわせて本屋に持って行ったのか…と思うと書店員さんも笑わざるを得ないか。

四国はオーストラリア

正確には「四国はオーストラリアを1/12に縮小したものとほぼ同じ」。これもX(Twitter)でたびたび出るネタだが、大元は「四国はどこまで入れ替え可能か」というマンガ(?)のタイトルになっている新潮文庫のもの。こちらも絶版なはず(なのでこのページだけ抜粋しましたごめんなさい)

著者は「ドンタコス」「バザールでごザール」などのCMを手がけ、「だんご3兄弟」や「ピタゴラスイッチ」をプロデュースした人と書けばわかるかも。フレーミーもこの人。

「ネットのおやつ」を改題してこのタイトルに。謎というかインパクト大か
四国がオーストラリアになる経緯
日本地図も四国がオーストラリアに入れ替え

えーと2004年ですか?

急に捻りがなくなった。でも2004と書いてあるから2004年だろう。なんとその時の大極宮の文庫目録が出てきた。

知らない人に説明すると、大極宮とは沢在昌、京夏彦、部みゆきの3人が所属するエージェント会社のこと。そして白黒だけど相当若い。

「新宿鮫」シリーズが7-8巻あたり。今はレアになったカッパノベルス版も健在。
「後巷説百物語」は第110回直木賞受賞作。相当前だ。
「模倣犯」はかなり話題になった作品。文庫は新潮社だが単行本は小学館。

おまけ 家で最も高い本はピカチュウ

なお、家にある一番高い本は「ポケモン・ストーリー」というコロコロコミック編集長によるポケモン初期からポリゴンショック編(文庫は+αで追記)までコンテンツ論のビジネス書。ピカチュウの表紙が可愛いものの、上巻が3万円で下巻が6千円ほど(書いてる時点で。中古で4,000円で買えた奇跡)。もちろん絶版な上に角川文庫で出てるためそもそもの数が少ないかもしれない(単行本は日経BP社)

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