
お互いに触れて触れられて
前回、アメブロの過去記事をnoteでもシェアしたけれど。
今回も過去のアメブロの記事より⇩
『あいさつ』はとても大事です。
ご近所さんや、店員さん、会う人に笑顔であいさつすると、お互い気持ちがいいですよね。
第一印象で120%、ばっちりキメたい。
あいさつが大事なのは、身体も同じこと。
相手の身体に対する礼儀です。
チェンマイは礼儀正しい方が多いように思います。
心さんからも身体さんからも「なんなの?コイツ」って拒否られたくありません。
だから、まずは自分からあいさつをします。
タイの合掌は『ワイ』といいますが、手を合わせたときに中の空間を少し空けます。
それは、蓮の花のつぼみ。
相手も自分も蓮の花のつぼみで、「タイマッサージを通じてお互いに花開きましょうね」というごあいさつなんです。
そして『ハートのチャクラ』で呼吸をします。
心さんに対しても身体さんに対しても、セラピスト側の勝手な解釈や思い込みは失礼にあたるので、やっぱりプサイです。
他にもそのための気功技術があるんですけどね(๑•᎑<๑)ー☆
ヒーリングをするときはいつも、「仙骨を立てて」と言われます。
タイ古式では「骨盤を立てて」と言われます。
座って施術するときもです。
ちなみに、自分のかかとの上に坐骨を置く感じで座ると、自然に骨盤が立ちます。
手や腕の力だけで施術やヒーリングをすると、力技になってしまいます。力みが相手にも伝わります。
だから、仙骨、骨盤を立てることが大事。
緩んだ手で触られるのは、とても気持ちいいです。そして、触っている自分もとても気持ちいいんです。
セラピストがクライアントさんに触れます。それと同時に、クライアントさんの身体がセラピストの手に触れます。
お互いに、触れて触れられてるんです。
この『同時』の感覚も最近、とても大切な気がしています。それを意識するだけで、深くなる感じ。
エネルギーの交流。
触れることで、触れられることで、幸せホルモンである『オキシトシン』がお互いに分泌されます。
それはそれはもう、気持ちよくなるしかなくなりますね。
タイ古式マッサージの起源は2500年も前です。
わたしが学んでいる気功は、『認知科学』という科学をベースにしています。
そんな対極的な2つがつながりあう。
触れる、触れられるみたい♪
過去に『プサイψ』という気功技術の伝授&レクチャーのライブ配信をしたことがあります。
この『プサイψ』
わたしには、かなり必要な技術でして。。。
自分のことになると、うっかりメンヘラっぽくなってしまいます。
他人のことはいいだけ分析してしまうのに、何かのスイッチが入ると、メンヘラっぽくなってしまう。
プサイは自分のことも、他人を分析してるような感覚になれます。
昔書いたプサイの記事もちょっと直して再掲載したい。
最近また、この技術にお世話になっておりまして。
プサイでセルフヒーリングしていると、仙骨と背骨だけの不思議な世界になる感じがします。
そうなると、上肢帯(鎖骨と肩甲骨)をふわふわぷかぷか浮かせたくもなります。
で、このプサイで仙骨、背骨がしっかり立つと、誰かの神さまにごあいさつしたくなります。
というか、相手がいたら、あいさつしやすそうな気がする感じです。
(ナマステという気功技術があって、お互いの神さま同士あいさつを交わすんです。)
セラピスト側が緩んでいること、身体能力。
『力み』は相手に怖いくらいに伝わる。
目線や緊張も伝わる。
力技ではなく、
緩めなきゃ!でもなく、
ただ相手の呼吸に合わせて、まるで対話をしているかのような。
エンドルフィン、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンの4つの大切なホルモンが最大に分泌されたとき。
そうなったら、きっと自分は自分じゃなくて、
そんな境界線もなくなるんだろうな、なんて想像してみる。
こんな感じの、ふかーい海に潜るときに、
境界線が曖昧になるよりも、もっとリアルになくなって溶けていくんだろうな。
エゴが消えるんだろうな、と思う。
そんな深い世界まで一緒にいけるくらいのセラピストを目指したい。
喜んでもらいたい
楽になってほしい
幸せになってほしい
という、こちらの願いではなく。
相手がどう思うか、感じるか、どうなりたいか、という反応に、わたしは喜びを感じる。
絵でもヒーリングでもからだのことでもなんでも。
最近は全然書いていなかった気功の話なども、メンバーシップかマガジンかの形でやっていこうと目論み中。
そしていつか、トップ画のような施術の写真も撮ってもらいたい。
いいなと思ったら応援しよう!
