目には見えない世界
先日、『水木しげる妖怪百鬼夜行展』に行ってきました!
ずっと楽しみにしていたので、本当に楽しかった〜!!
どれくらい楽しみにしていたかというと
『悪魔くん』のオープニングが脳内でエンドレスループされるほど。
もっとゆっくりじっくり原画を見たかったです。
どれだけ見ても、多分絶対同じことを言う(笑)
もう一度行きたいくらいだ(笑)
ちなみに帰宅後、早速『悪魔くん』を歌って、Stand fmにアップしました(笑)
よかったらお聴きください♪
で、少し内容は被るけど、インスタの補足的に。
目には見えない世界
とにかく原画がすごく綺麗でした。
子どもの頃から、水木しげるの描く妖怪の世界が大好きで。
本当に妖怪っているんだと、今でも思っています。
だけど、そういうのって『頭おかしい人』になってしまう。
わたしのルーツは間違いなく水木しげるなのではと思うくらいなのに(笑)
水木しげるの妖怪に対する想いというか、向き合い方がすごいなと思うんです。
だから妖怪たちに清々しさや潔さというか、
『いる』『存在している』って確信めいたものをリアルに感じる。
信じていいんだなという安心感のようなものを感じました。
存在しているし、生きているし、動いている。
妖怪たちが絵から出てきて動き出すんです。
だから時代が変わってもいつも新しく感じるのかもしれません。
それと同時に、『本当にいる』という確信が、熱が、リアリティが、わたしには足りないということも思い知らされます。
手描きとリアル
手描きならではの表現がとても素晴らしかった。
点描での表現
スクリーントーンを使わない書込み
立体感だったり臨場感だったり。
カラーではない絵にも色が見える。
目で見えるものと見えないものとの差。
絵でそういう見えない世界を表現できるっていいなぁ。
デジタル画もキレイなんだけど、やはり手描きだからこそ出せる表現、リアリティってあるんだと思います。
『見えない世界を表現』といえば
小松美羽さんも好き。
松井冬子さんも好き。
こういうものが、わたしには足りない。
自分の中の野性的な部分を出したいというか。
だけどこうやって『手を使う』ことで、自分の中の確信をリアルに表現できる、いのちが吹き込まれるって、すごいことだと思うのです。
絶望から光を見いだす
で、こういう絵が好きだとか
生や死について語ったりだとか
闇を語るとか
自分の考えを語ったりとかすると
大抵、
・ネガティブ
・暗い
・深刻すぎ
・まじめすぎ
・考えすぎ
と言われます。
なんで?(笑)
芸術だって文学だって哲学だって、そういう『絶望』から光や希望を見いだす。
その絶望を光にしていくエネルギーがすごいと思うんだけど。
って、偉そうに書いてしまったけれど。
そういうのを隠さずに表現できる芸術って素晴らしいと思うんです。
だから、わたしも隠さず生きたいなと。
それは、誰かに迷惑をかけるとか、落ち込ませるとか、引きずり下ろすとか、そういう意図があるのではなくて。
見たらメンタル揺さぶられるものも確かにあるけれど、それは自分自身の中の何かで、自分と向き合うきっかけにもなる。
うまく言えないけれど、『絶望人生』悪くないと思うんです。
絵や歌やダンスなど、芸術って、自分がめちゃめちゃ出るんですよね。。。
恥ずかしいくらいに。
あ、また話の内容がズレてしまった。。。?
楽しかったはずなのに
百鬼夜行展はおみやげもたくさん買ってホクホクです。
特に図録!!
パラパラとめくってるだけでも楽しい。
図録にある水木しげるの言葉を見ていると改めて、妖怪たちに対する向き合い方がすごいなって。
「すごいな」って言うのは簡単で、実際に自分がそれをやるとなると、きっとものすごく難しい。
だけど、すごいなって思えることは悪いことでもないし、
自分もそれをやるかどうかはまた別の話で。
絵ではなく違う形でやるのかもしれないし、やらないのかもしれないし。
共感するところもあって、「そうそう、そうだよね」って。
それも悪いことではない。
はずなのに、なぜか最近、
そう思う自分がとても浅はかに思えてしまうのは、なぜだろうな。
「好き」「楽しい」「こう思う」をなぜか出したらいけないような罪悪感があるんです。
烏滸がましいというか。
美術館に足を運んで絵を見て感じたのは、確かにわたしのはずで、それを言葉にしただけなのに、なぜかそれが本当に自分なのかどうかがわからない。
どこか他人のような。
楽しくて、誰かに話したくてインスタグラムに投稿したのに。。。
「楽しかった〜」を楽しかったままにしたかったな。
そこがちょっぴり残念。
次は思いっきり楽しみたいです!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました♡
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