客を失望させないためにできること

はじめに

こんにちは。はちぽちです。
前回でいったん教育編は終わらせましたが、今回も内容は勉強に関わる話です。

これは完全に偏見ですが、最近伸びている企業はプロジェクト型の組織構成をとっていることが多いように感じられます。
流行りの言葉でいうと、アメーバ経営というやつです。
さすがに好き勝手できるわけではありませんが、意思決定者の承認を得たら、社内リソースを使ってプロジェクトが立ち上がり、終わったら解散するというやつですね。
コンサルやSIerは業務特性上、自然とそういった働き方になると思います。

様々な業界や業種に触れることができるのは労働者へのメリットではありますが、お金を払っているクライアントからはどのように見えるでしょうか。

・地頭がよく、思考力が優れている。
・キャッチアップが速い。
・お客様より業務に詳しい。
・課題解決の専門集団である。

こんなフレーズ、よく聞きませんか?
そして、何の根拠もないのにみなさん信じていませんか?

プロジェクトが成功すれば、自分たちの手柄。
プロジェクトが失敗すれば、何かと理由を並べて人のせい。
調査とパワポにお金を払っても、結局改善されないまま終わってしまったこともあるでしょう。

ファームにいたころから、ずっと違和感を覚えていました。
技術的に優れているわけでもなく、明確にP/L, B/Sに寄与したわけでもなく、自分が提供している価値はなんなのだろうと。

前置きが大変長くなりましたが、初めての業務を行うにあたり、どのような備えがあればある程度の対応が可能なのか、自分なりに言葉にしてみました。

業界知識

正直、これがわかっている場合は初めての業務とは言わないと思います。
金融とか医療と言えば幅広いですが、細分化したら正直キリがないでしょう。
銀行と保険で、もうだいぶ違いますし。

業種知識

こちらは、非常に汎用性が高いと思っています。
どんな会社であっても、だいたい現場があって、それを支えるバックオフィスがあって、トップに経営陣がいます。
それぞれの役割や、業務的なつながりをある程度押さえておけば、これはけっこう使えます。

ゆえに僕は今、客先でバックオフィス系のシステムを一人で見ており、データのやり取りもほぼ全て頭に入っております。
また本社でも、新人の教育プログラム作成に少し関わっていました。
こちらは、コロナの影響で仕事自体が消えましたが。

ここまでやれば、さすがにある程度価値が出せていると実感できると思います。
というか、僕は勝手に納得していますが。笑

どこで学ぶのか

意外と資格って侮れないですよ。
僕は簿記2級とGoogleデジタルワークショップ(Webマーケの資格)を昔取りました。
また現在は中小企業診断士を、今年合格に向けて勉強中です。
業種に関係なく使えるスキル、おすすめです。

最後に

業務で限界を感じていたら、転職より先にインプット方法を改めるべきでしょう。
そして会社としても、幅広い領域に手を伸ばせるようキャリアを示すべきでしょう。
ぶれぶれですが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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