もっと素晴らしきお菓子缶の世界
以前紹介した「素晴らしきお菓子缶の世界」という本の続編が出た。
前作も素敵な缶がたくさん掲載されていて、素晴らしきお菓子缶の世界をどっぷり堪能した。その続編なので早速購入して読んだのだが、タイトルどおり今回も素晴らしかった。
今作は前作で掲載されていなかった国内外のお菓子缶はもちろん、猫や動物モチーフのお菓子缶を集めた特集、美術館や博物館で買えるお菓子缶の特集などテーマのある特集が組まれていてとても面白かった。
特に名画モチーフのお菓子缶は思わずコレクションしたくなるものばかりだ。
私はモネの睡蓮が好きなのだが、睡蓮のお菓子缶だけでもさまざまな缶があり、そこがコレクション欲をくすぐる。
コレクション欲をくすぐるといえば、今作は猫モチーフのお菓子缶が11ページ分も掲載されているので、猫モチーフ缶が好きな方には特におすすめしたいなと思う。
なんと掲載されてあるお菓子缶は500点以上にのぼるらしい。どのページをめくっても素敵なお菓子缶に出会えて、何度読んでも心がときめく。
お菓子缶はかわいいものがあるとついつい買ってしまいがちだ。収納スペースに限りがあるので、できるだけ自重しようと思っているものの、ここ数ヶ月でまた新しいお菓子缶をお迎えしてしまった。
まずはこちら。
京都の老舗のお茶屋さん宇治園の【星果庵】はちみつチョコの金平糖。
百貨店のバレンタインフェアで出店していたところを素敵な缶に一目惚れした。中身の金平糖はお店の方が試食させてくれたのだが、はちみつの優しい甘さのチョコレートに上品な金平糖の甘さが絶妙なバランスでマッチしていて衝撃を受けた。
「少しずつ大切に食べることにしている」とお店の方がおっしゃっていたのだが、本当にそうやって大切に食べたいなと私も思った。とても繊細な味わいで、一気に食べるような雑な食べ方をしてはいけないお菓子だ。
今現在もひとつかふたつ取り出して、おいしさを噛みしめながら楽しんでいるところ。
次はこちら。
フランスのお菓子メーカー、ラ・トリニテーヌのレトロキッズ レッドゴールドスポット。
私は百貨店の催事に行くのが好きなのだが、これは先日フランス展で購入した。
どうやらAmazonでも購入できるようだ。
中身はブルターニュ地方の伝統菓子であるガレットと厚みのあるバタークッキーのパレットの2種類の焼き菓子が入っている。
どちらもバターの風味豊かでおいしい。パレットは初めて食べたのだが、バター風味のショートブレッドみたいな感じで紅茶に合う。
レトロポップなかわいい缶は小物入れとして大活躍中だ。このメーカーは猫モチーフの缶や名画モチーフの缶の商品も販売しているようなので、かわいい缶好きの方におすすめしたい。お好みのデザインをぜひ。
お菓子缶の沼にすっかりハマってしまっている実感がある。きっと今回紹介した本にさらに続編が出たら買ってしまうだろうし、心ときめくお菓子缶に出会ったらまた買ってしまうだろう。
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