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ケーニヒス クローネのセレブ缶を開けてみた

 ケーニヒスクローネという洋菓子店がそごう広島店のデパ地下にある。デパ地下にしては広めの喫茶スペースを併設したそのお店はいつもお客様で賑わっていた。そのケーニヒスクローネが5月7日で閉店するらしい。
 
 閉店のお知らせは私にとってショックなものだった。なぜならそごう広島店のケーニヒスクローネは私にとってそごうデパ地下の顔のようなお店なのだ。お店の代名詞のようなパイ菓子も、休日はお客様でいっぱいになる喫茶スペースも、ずっと昔から変わらずそこにあるおなじみの光景だった。その光景がなくなると思うと無性に寂しくなった。
 そして私にはひとつ心残りがあった。それはケーニヒスクローネで販売されている「セレブ缶」というお菓子缶を未だに買ったことがないことだ。
 セレブ缶は高さが20センチくらいある大きめのおしゃれな缶にケーニヒスクローネの焼き菓子などが詰め合わせになった夢のようなお菓子缶だ。セレブ缶の名前どおり自分用に購入するには少々ハードルが高いため、いつか仕事などで手柄を立てたときに買おうと思ったまま、購入の機会がなく今に至っていた。
 しかし閉店となるともう店頭で購入する機会はなくなってしまう。そこでついに長年憧れたセレブ缶を記念に購入した。
 今回の記事はそのセレブ缶の開封レポを書いてみようと思う。

 セレブ缶は缶本体のデザインも素敵なのだが、化粧箱も凝っている。個人的にこのペイズリー柄がとても好みで、この化粧箱含めて素敵だなと思っている。

ケーニヒスクローネ セレブ缶
化粧箱上部 
ブランドキャラクターのクマ「ポチ」がいる

 缶の色は他にも赤や水色や白があったけれど、私は春らしいライムグリーンを選んだ。イチゴの絵柄が一番映えている気がする。
 いざ、開封!

缶のみ

 中身はパイ菓子2種類×2個、クッキー1袋、ゼリー2種類が入っていた。

セレブ缶中身

 まずはケーニヒスクローネの代名詞パイ菓子2種。銀色のパッケージがケルペス、金色のパッケージがグラッテン。

パイ菓子2種

 グラッテンはザラメ砂糖がかかっているパイ菓子で、ケルペスはアイシングとアーモンドスライスがトッピングされたパイ菓子だ。両方ともバターの風味がしっかりしており、焼き立てのようにサクサクだ。
 最近書いたお菓子系の記事はバターの風味のことばかり書いている気がするが、事実なのだから仕方ない。私はバター風味強めのお菓子が好きなのだ。

上:グラッテン
下:ケルペス

 次はクッキー。メレンゲのような軽い食感のクッキーだ。生地にはチョコチップも入っている。チョコとアーモンドの組み合わせが好きな私としては最高の組み合わせだ。

アーモンドクッキー

 最後はこれからの季節にうれしいゼリー。ケーニヒスクローネではアトーニという商品名らしい。

レモンゼリー

 写真はレモンゼリー。レモンピールが入っていてその絶妙な苦みが爽やかでおいしかった。ピーチゼリーもおいしかったが、写真を撮り忘れてしまった。

 セレブ缶はパッケージも中身のお菓子も満足度の高いものだった。そごう広島店内のお店が無くなってしまうのは悲しいけれど、最後にセレブ缶が買えていい思い出になったと思う。
 そごう広島店のお店は閉店するけれど、ブランド自体は存続していくので他県の店舗やオンラインショップでは商品が買える。次はオンラインでお取り寄せしよう。

◇ ◆ ◇
ケーニヒスクローネ


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