【詩】霧の古城
「おーい」
霧が絶え間なく漂う古城
ボクの声が響く
「おーい」
ボクはキミを呼び
キミと手を繋ぐ
キミの左手から伝わる ぬくもり
ボクは一人じゃないと思える
ボクはキミが居れば無敵だ
武器は持ってないけれど
勇気だけは湧いてくるんだ
黒い霧の魔の手から
キミを守り続けるよ
大丈夫さっ
ボクらが手を繋げば
とびきりの魔法が出せるんだ
さあ ここから出よう
いろんな物を見よう
ボクと一緒に
「おーい」
キミを また呼んだ
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かりんサンの[【詩】雨の森 ]に触発されてハチママ流ファンタジーを書いてみました
ICO~イコ~ と言うゲームを思い出して あの独特な世界観を朗読台本にしてみたくて書きました