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カメラのマニュアル撮影で覚えておきたい4つのこと【初心者向け】


こんにちは、はあちゃんです。

今回は一眼レフやミラーレスカメラなどでマニュアル撮影を行う際の簡単なポイントをまとめてみようと思います。
(はあちゃん流でご紹介しますね!)


もくじ
・マニュアル撮影とは
・マニュアル撮影をする際の4つのポイント
 ・ホワイトバランス
 ・ISO感度
 ・絞り値(f値)
 ・シャッタースピード
・4つのポイント早見表


マニュアル撮影とは


シャッタースピード、絞り値など、カメラの露出を自分で設定して撮影することです。慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、マニュアル撮影をマスターすれば思い通りの写真を撮ることができますよ。


マニュアル撮影をする際の4つのポイント


ホワイトバランスを設定した後、ISO感度絞り値(f値)シャッタースピードを決めていきます。設定する順は被写体によって変わってきますが、今回はブツ撮り(モノの撮影)をする前提でお話しますね。
全体を通して、光の調整が大切になってきます。



・ホワイトバランス


被写体の中の白いものが白く写るように行う色の補正機能のこと。太陽光モード、白熱灯モードなど様々な設定があります。
以下の写真は白熱灯のもと撮った写真。上から白熱灯モード、太陽光モード、蛍光灯モードで撮っていますが、設定によっては黄色っぽくなったり赤みがかったりしています。

狙ってその色味を出すために、わざとホワイトバランスを変えたりすることもありますよ。



ISO感度


デジタルカメラがどれだけ光を取り入れるかを数値で表したもの。
数値が上がれば上がるほど取り込む光が多くなります。つまり、ISO感度の数値を大きくすれば暗い場所でも明るく撮ることができるということです。

適正露出で撮りたいけど、暗くてシャッタースピードが稼げない(ブレる)という時に調整します。

ただ、数値を上げすぎないように注意が必要。感度を上げることで無理矢理光を取り入れようとしているわけなので、むやみに数値を上げるとノイズが入った写真になってしまいます。
ちなみに私は普段、明るいところでは200~400暗いところでは~1600を目安に撮るようにしています。(シチュエーションによって数値は変わってきますが!)

下の写真は、暗めの白熱灯の下で撮った写真です。
ISO感度は上から400 → 1600 → 3200

数値が上がるほど明るく写りますが、やっぱりノイズが入りますね...。



絞り値(f値)


シャッターがどのくらい絞られるか、という値。
たくさん絞れば絞るほど光を取り込む量は少なく、絞りを開放すると光をたくさん取り込むようになります。
つまり、絞りは数値を上げると暗く、数値を下げると明るくなる!

そしてもう一つ、絞り値はボケ感を調整する役割もあるのでとっても重要。
原理を詳しくお話すると難しくなってしまうので、今回は結論だけご紹介しますね。以下、メモ必須ですよ!みなさん!笑

絞り値を上げるほどピントが合う距離が広く、下げるほどピントが合う距離が狭くなる!

メモできましたか?これを覚えればぐぐっとプロの写真に近づけられるはずです!

下の写真は絞り値を変えて撮影したものです。
絞り値は上から2.0 → 4.0 → 9.0

耳のあたり、おしりのあたりを見ていただければ違いが分かるかと思います。絞り値の限界はレンズによって違うので、興味のある人は見てみてくださいね。

そして、F8より高い数値を設定していくと画質が落ちてしまうので、注意が必要なんだそうです(回析現象)。



・シャッタースピード


4つめのポイントはシャッタースピード。何秒間シャッターを開いておくか、という値です。
1秒、1/2秒....1/100秒、1/500秒、1/1000秒...のように表記します。
シャッターを開く時間が長ければ長いほど光を取り込む量が多く、時間が短ければ光を取り込む量が少なくなります。
つまりシャッタースピードが長ければ明るく、短ければ暗い写真になります。さらにシャッタースピードが長いほうが手ブレしやすくなります。これは みなさんも想像しやすいかもしれません。

下の写真はシャッタースピードを変えて撮影したものです。
シャッタースピードは上から1/200秒 → 1/15秒 → 1/6秒

シャッターを開く時間が長くなれば長くなるほど明るくなりますが、ブレやすくなるのが想像できたでしょうか。

(今回は分かりやすいように手を動かしながら撮影していますが、1/6秒でここまでブレてしまうことは稀かな、と思います。笑)



4つのポイント早見表


ここまで説明してきた4つのポイントを簡単にまとめると、以下のようになります。

・ホワイトバランス
白いものが白く写るように行う色の補正機能

・ISO感度

どれだけ光を取り入れるか。数値を大きくすれば暗い場所でも明るく撮ることができる。

・絞り値(f値)

数値を上げると暗く、数値を下げると明るくなる。
数値を上げるほどピントが合う距離が広く、下げるほどピントが合う距離が狭くなる。

・シャッタースピード
何秒間シャッターを開いておくか。
シャッタースピードが長ければ明るく、短ければ暗い写真になる。


これらを使いこなすことによって、様々な被写体を思い通りに撮ることができます。はじめは関係性を覚えるのが大変ですが、カメラを扱っていくうちに感覚的に慣れていくはずです。
写真上達のための一番のポイントは、楽しんでたくさん撮ることです!

みなさんも実験しながらいろいろな写真を撮ってみてくださいね〜!

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