LAB18_ たーるまーる を楽しむ
haccoba LAB_× Fattoria AL FIORE
昨シーズン、宮城県川崎町でワインづくりをされているFattoria AL FIOREさんからオレンジワインの搾りかすをいただき、「まーるまーる」というお酒をつくりました。出来たお酒は、ワインでも日本酒でもない、でもぶどうとお米の味わいを感じさせるお酒でした。
一度役目を終えたワインの搾りかすですが、その存在にとてもポテンシャルを感じました。まだまだ、いろいろな可能性がありそうだなと感じ、今期もチャレンジすることになりました。
今回は、つくったお酒をさらにワイン樽で熟成させています。(ワイン樽もAL FIOREさんからお借りしました)
せっかくなら熟成の違いも楽しめたらおもしろいんじゃないかと、「浅めの熟成」と「深めの熟成」の2パターンを実験的にご用意しました。
「お米 × ワインの搾りかす × 樽熟成」
いろいろな要素が掛け合わされ生まれた1本。日本酒でもワインでもない、美味しい液体へと進化をしました。
タイトル・デザインについて
今回のお酒のタイトルはシンプルに。
樽(たる)で熟成した「まーるまーる」なので、「たーるまーる」です。
ちなみに、「まーるまーる」の名前の由来は、搾りかすを意味するフランス語のMarc(マール )※ から来ています。
また、ぶどうを”まるまる”使う(ワイン作りで出る搾りかすも再度利用する)という意味も込めています。
タグは、熟成の違いを色で表現してみました。実は、よく見るとデザインも前回とはちょっと違います。さてさて、どこが違うのか、、、まちがい探しをしてみのも面白いかもしれません♪
※ワインの搾りかすを使って作るフランスの伝統的な蒸溜酒もマール と呼ばれます。
このお酒の特徴
- 熟成によって進化した、お米とマールのコラボレーション -
宮城県・川崎町のワイナリー「Fattoria AL FIORE」さんから今年もオレンジワインの搾りかす(デラウエア)をいただきました。
前回つくった「まーるまーる」よりも、さらに日本酒とワインとのかけ合わせを深めたいと思い、ぶどうの搾りかすを長期間お米と一緒に発酵させ、さらにワイン樽での熟成をしました。
ワイン樽は元々フランスの赤ワイン(ガメイ)でつかっていたもの。それをFattoria AL FIOREさんでは、白ワイン(シャルドネ)の熟成でつかっていました。
お米の旨みをベースに、さまざまなぶどうの風味が合わさり、複雑味のある魅惑的な味わいに仕上がりました。
実験的に、熟成期間を分けた「浅めの熟成ver.」と「深めの熟成ver.」をご用意したので、気分に合わせてお楽しみください。
おすすめのお料理と飲み方
どちらも冷蔵庫で冷やして保存してください。10-13℃付近で飲むのがおすすめです。
魚介のワイン蒸しやアヒージョ、熟成したサラミやチーズ、出汁のきいたセリ鍋など、幅広くお食事とのペアリングを楽しんでいただけるお酒です。
※酵母の活性により、中身が吹き出る可能性があります。よく冷やし、ゆっくりと中のガスを抜くように開栓してください。
開栓後の保存方法
簡易的に再栓できる王冠栓を使用しておりますので、一度開けた王冠を再度蓋としてご利用可能です。
もし、ワインやシャンパン用のストッパーをお持ちの場合は、そちらで栓をしていただくことをおすすめします。
「ストッパーを持っていないけど、王冠を捨ててしまった!」という場合は、サランラップという裏技でも対応出来ますよ。瓶の口をサランラップをぴったりと被せ、首の部分を輪ゴムで止めるだけ。お試しください。
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