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意味をもたらせること

最近、様々な形で今の社会に対して「why」を抱いている人たちに出会います。

抱いているということに出会うことは、自らも発信することで得られるということに気が付きました。


表題は寺田本家のご当主である、優さんがおっしゃっていた言葉で、私に響いた言葉です。

少ししかお話しはできませんでしたが、とても穏やかで温かくて、美しくて熱い目を持った素敵な方でした。

発酵という哲学。哲学という発酵なのか・・・?なんだか、「な」が多くてなにがなんだかわかりませんが、

とにかく、巡り逢わせというものは、”意味”を自分自身がその出来事に対して持つことだと思いました。


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昔、大河ドラマの篤姫が大好きで、何度も観返しました。その時のフレーズで大事にしている言葉がいくつかあります。

その一つをご紹介させて頂きます。


まず篤姫とは、今の鹿児島県、薩摩藩島津家の一門として生まれ、最後には江戸幕府第13代将軍徳川家定の御台所になり、大奥が幕を閉じる際に重要な役割を果たした人物です。


その篤姫がまだ幼少期で、お一(かつ)と呼ばれていた頃のことです。

藩政窮乏のあおりで貧しさに苦しむ農民を見て、お一が言います。


『必死に働く農民があれだけ苦しんでいるのに、何もしない私がご飯を食べられるのはおかしい』


そう言って、断食状態に入るというシーンです。



その娘の考えに対して、母親であるお幸がお一にかける言葉です。


『私たちには「役割」がある。農民が田畑を耕し、米を作るのが役割なら、武家の我々はいざという時に領民たちを守るのが「役割」、空き腹を抱えてその役割が果たせますか?』


この問いで、お一は断食をやめるという選択します。

母親役の女優の樋口さんの声色までも、覚えているんじゃなかろうかと思うほど観返しました。(笑)



この場面の『役割』が、最近フラッシュバックして、自分のことに落とし込んで考えたりします。


自分に対してなのか、社会に対してなのか、大事な人に対してなのか…、対象は一つではないとは思いますが、私の『役割』はなんだろうかと。

そもそも私の考える『役割』とは?の解と、あなたの考える『役割』の解は違うかもしれない。



発酵を通して出逢った“現状“は、次世代である私たちが繋いでいく必要があるということ。

というより、繋いでいきたいと思うようになったこと。

私は、手前味噌は誰にでも作れちゃうから手前味噌であって、みんなが発酵する力を取り戻すというか気づくというか・・・・

「たのしい!」というわくわくに繋がる場を創りたいです。

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あぁぁぁぁ~考えるっておもしろい。

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