【はじめてのMBA】MBAで何を学ぶのか?
Shwmae! UWTSD MBA日本事務局です。
今回は「MBAで何を学び、何を得られるのか」の話です。
まず、なぜMBAで学ぶのか。志望動機や目的は人それぞれです。それでいいと思います。ダイバーシティの観点からも、色んな方が集まった方が受講で活発な意見が飛び交う事に繋がりますよね。
MBAで何を学ぶ?何を得られる?
では、「何を学ぶか」の前に「何を得られるか」の話から。
受講する目的が異なれば、そこで得られるモノは人それぞれです。しかし、一つだけ、どなたでも共通して得られるモノがあります。それは「原理原則を踏まえて、自分で考える力」です。
MBAを学んだ人が共通して得られる「原理原則」「自分自身で考える力」とは何か。そして、それを学ぶとどうなるか説明します。
MBAで学ぶ「原理原則」
MBAではビジネスの原理原則を学びます。現代はモノ・情報の移り変わりのスピードが早く、今日の常識が明日には通用しない状況が多々起こります。今ビジネスで起きていることを学んでもすぐ使えなくなる場合もあります。それでも、経営判断を間違える訳にはいきません。その時に、組織(ヒト)商品戦略(モノ)、財務(カネ)が本来どうあるべきか、本質に基づいて判断すればどのような状況下でも判断を誤りません。その本質こそが「原理原則」です。様々な時代を乗り越えてきた多くの老舗企業はこの原理原則をしっかり理解しています。
原理原則とは表層的ではなくパッと見で、見えない部分です。氷山でいうと海面下の部分。建物でいうと目に見える壁面や外面でなく、壁の内側にある柱です。どんなにキレイな壁紙の家でも柱が腐っていれば、すぐに崩れてしまいます。
MBAのケーススタディでもこの原理原則を学びます。ケースが古いとか新しいとかではないです。最新のビジネスモデルのケーススタディを学び、古いケースを否定していては原理原則を学ぶのは難しいでしょう。本プログラムは英国式MBAのため特にベーシックなことを学びます。英国式MBAと米国式MBAとの違いはまたの機会で説明します。
MBAでは答えを学びません「自分自身で考えます」
MBAの講義では「答え」は出てきません。原理原則を学ぶのでどのような状況でも最善の答えを出せるよう「自分自身で考える力」を養います。これはとても大事です。いくらケーススタディを勉強しても全く同じ状況は実際のビジネスでは起こりません。やり方を真似しても同じ結果になりません。そのため、自分で考える力を養います。ただし、本人に丸投げではありませんのでご安心を。講師や学友の話を聞き、自身の考えを磨いていきます。ズバリの答えを聞けないので、正直、少しやきもきもしますがそこはビジネスの現場で成果を出してスッキリしましょう。実践で使うための学びです。
「自分で考える力」を手に入れる
原理原則を学ぶとどのような状況下でも答えを考える力が身に付きます。海外展開、DX、不況、未曽有のトラブルが起きても怖くありません。課題に対して前向きに対応する自信を得られます。そのため間違った経営判断に至ることはありません。方向性がずれてもすぐに軌道修正ができます。
いかがでしたか。MBAでの学びにちょっとでも興味をもっていただければ嬉しいです。
まとめ3点
①MBAでは「原理原則」を学ぶ
②原理原則を学ぶと「自分で考える力」を養う
③自分で考える力を養うと「どんな状況下でも対応できる」
Hwyl Fawr!