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【初めてのMBA】英国MBAと米国MBAの違い

Shwmae! UWTSD MBA日本事務局です。

今回は英国MBAと米国MBAの違いです。

歴史的背景から違う英国と米国

英国と米国はその歴史背景が異なります。英国は経験主義を重視、米国は統計を駆使した分析主義を重視したMBAとして始まります。伝統と歴史的背景を持つ欧州型の英国と、歴史背景がないため開拓精神を持つ米国をイメージすると分かりやすいです。1990年にはアメリカのMBAもカリキュラム改革で実践主義を取り入れていきます。

このようにビジネスを過去の経験から考える英国型と、理論で考える米国型はそのスタートから大きく分かれていました。

MBAとしての特徴の差

特徴の差として、資本主義型か社会全体の成長かという特徴の違いがあります。米国MBAは一企業の利益の最大化を目指す資本主義型の考えが強く、その名の通りビジネススクールと呼ばれます。対して、英国MBAは非営利団体(教育機関や医療機関)の経営についても幅広く学ぶためマネジメントスクールと呼ばれるスクールもあります。最近は英国と米国間の差もなくなってきていますのがスタートの差が現在のプログラム構成に大きく影響しています。

米国は新卒すぐにでも学べる機会を得られますが、経験主義の英国は社会人経験3年以上でないと受講資格を得られない。これはUWTSDの資格にも通じています。そのため受講者の平均年齢が本プログラムでは日本の他のスクール(米国MBA含む)と比べても高めです。そういう雰囲気がどこか平均年齢にも起因していると思います。

大きな特徴はカリキュラム構成

これは実際に学ぶ学生にとって大きな影響がある点ですがベーシックな構成で一つの科目を深く学ぶ事を求められます。UWTSDプログラムにおいても1科目を6か月全15回で学びます。時に休みを入れながら自身の考えを深めていき、経営の原理原則を身に着けていきます。ここは広く浅くのプログラムと習得内容に大きな差があります。

1科目の勉強時間

これは、どちらが良い悪いでなく特徴の差なので自身にとって学びたいと感じるプログラムをお選びください。

第三者評価機関の有無も

下記が分かりやすい特徴の表となります。

学校違い

ここで大事な第三者評価機関の有無です。英国の国立大学は数が160なので全大学に第三者評価機関のチェックが入ります。(第三者評価QAAの記事はこちら)アメリカは大学数も多く、第三者評価機関がないため国際認証による第三者評価を受けています。取らざるを得ないという状況です。

まとめ

以上のように英国と米国のMBAはその成り立ちから現在に至るプログラムの構成まで特徴の差があります。特徴の差をつかめば選ぶときの迷いも減りますね。

・歴史背景が異なる

・深く学ぶ(英国)か、広く学ぶ(米国)か

・第三者評価の有無

・自分にあったプログラムを選ぶ

Hwyl Fawr!




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