『恐怖』はウイルスよりも早く伝染する
ゴールデンウィーク中、お客さんのススメで『コンティジョン』という映画をみました。
ご存知の方はご存知かと思いますが、これが本当に今のコロナショックじゃないかと見間違うくらいリンクしていました。
ざっくりとあらすじをいうと(ネタバレしない程度に)、
マット・デイモン主演の家族のもとに出張に行った妻が帰ってくると、高熱と頭痛にうなされてあるとき泡をふいて倒れてなくなってしまいます。
それを機にNYや香港、東京など正解中で同じ症状でなくなる事例が多発し、世界がパンデミックに陥るということです。
まず今の世界の情勢とめちゃくちゃリンクするところは、
・ウイルスの発症基が中国からに設定されていること
・ワクチンがまだ開発されずその間に多数の死者が出ること
・あるブロガーがデマの情報を流し、世界中をパニックに陥れること
この映画のキャッチコピーに
"『恐怖』はウイルスよりも早く伝染する"
と称されています。
約10年前の映画にも関わらず、これだけ現代のパニックを鮮明に再現しているのは逆になんだか感動してしまいました。
最終的にはハッピーエンドで終わるので、安心してご覧いただきたいのですが(学びを深める教材としてオススメです!)、この映画から学べることは何かといえば、
①恐怖に蝕まれて争いを起こしてはいけないこと
②ネット情報に惑わされてはいけないこと
③耐え忍べば必ず幸せな日常が戻ってくるということ
を川谷は学び感じました。
ウイルスの脅威よりも、人々の疑心暗鬼により争いや殺人が起き、それ以上に大惨事を招いてしまいかねないということを強くメッセージとしてこの映画からは感じました。
この映画内では経済問題についてはあまり深く描写されていませんでしたが、今現代(特に日本)では、直接的な争いのエネルギーが経済に向けられているようにも感じます。
『自粛しろ!店を閉めろ!家から出るな!』
様々な規制や強迫観念が一人歩きして、その人の背景にある感情を無視して、冷たい言葉を浴びせ正義感を振りかざす人々の声が今SNSを覆っています。
もしかしたらそれが、人々の不安や恐怖を煽っているだけとも知らず。
今、国民が一致団結して自体を終息に向かわせないといけないのは間違いのない事実ですが、何が正しいのか?どうすればいいのか?は、国民一人一人が自分の頭で考えて答えを導き出していかないといけません。
答えが違っていても、方法が違っていてもいいんです。
それが共通の目的に向かっていさえすれば。
GWは終わってしまいましたが、週末是非ご家族でみて欲しいです!
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