1日3分 最強ナマケモノからの習慣の授業 2時間目
『理想の人生をつくる習慣化大全』 古川 武士著
ポジティブ心理学の第一人者である 3人の教授─ソニア ・リュボミアスキ ー 、エド ・ダイナ ー 、マ ーチン ・セリグマン─が研究開発したのが 、幸福の公式です 。幸福の公式とは 「 H = S + C + V 」です 。
これは 、 「幸福 ( H a p p i n e s s ) =規定値 ( S e t p o i n t ) +生活状態 ( C o n d i t i o n o f l i v i n g ) +自発的活動 ( V o l u n t a r y A c t i v i t i e s ) 」を意味しています 。つまり 、幸福というのは 、 「規定値 」と 「生活状態 」と 「自発的活動 」の 3つの要素に左右されるということです 。
(中略)
まとめると 、幸福感の要素は 、規定値 4 0 % 、生活状態 1 0 % 、自発的活動 5 0 %となります 。そして 、 「規定値 ( 4 0 % ) 」とは思考習慣で 、 「自発的活動 ( 5 0 % ) 」は行動習慣 、好きなことをやっている感覚が影響してきます 。
幸福感の 9 0 %は 「習慣 」によるものであり 、幸せと習慣化は密接なつながりがあります 。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
この方程式を知るまでは「ピタゴラスの定理」が最も美しい方程式だと思っていました(笑)
しかし、これを知った後は間違いなくこの方程式が自分の人生における最強の方程式に変化しました。
「幸せに生きたい」と思う人はこの世に多いと思いますが、「どうすれば幸せに生きられるのか」ということを深く考える人は少ないと思っています。
また、「幸せに生きたいと思っているけど、どうすれば良いか分からない」という人も多いと思います。
そんな時はこの方程式をベースにすると、分かりやすくなります。
この方程式でいけば、「宝くじに当たって大金持ちになった」としても、人生における幸福度は10%しかありません。
それに対して、「自分で決めて実行した」事があれば、どんなに小さなことでも人生の50%の幸福感を味わう事ができます。
確かに…周りの人の意見はおいておいて、自分で決めたことに対して行動を起こすことで自己肯定感が増し、幸せな気分になる事があります。
また、同じ出来事が起こっても「これは面白くなりそうだ」と思う人と「なんでこんなしんどい事が起こるんだ」と思う人では気の持ちようが変わり、今後の行動が変わってきます。
楽しい人生を送る → 幸福の方程式を理解する → 習慣によって人生の90%は変化する
このことから、習慣を味方につける事がいかに重要な事なのかを理解できます☆