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70.できる男は超少食【船瀬俊介】

※本記事はAmazonアソシエイトに参加しています。画像や表がなく分かりにくい場合は「フェルミ漫画大学」さんの動画をご視聴ください。


「できる男は超少食」授業開始!!

「できる男」というのはどっちかというと1日3食ガッツリ食べて常にエネルギッシュなイメージがあるが、それは大きな間違い

有名な話で言うと、タモリさんやビートたけしさんは1日1食。ビジネス界でもジャパネッットの高田社長や星野リゾートの星野社長、さらにはオバマ元大統領も超小食

少食にすることで得られるメリットは非常に大きい。今回の授業を受ければきっと自分でも試してみたくなるだろう

少食で集中力がアップする

まずはじめに少食によるメリットを紹介
1つ目は「小食にすると集中力がアップする」

少食にすると自然と頭が冴えてくる

食べないとフラフラして逆に集中力が落ちそうだが、これにはちゃんと理由がある

私たちが普段食べている食事には、合成着色料や合成保存料などの食品添加物や重金属、農薬などの毒が少量含まれている

これを一定期間の断食、つまり「ファスティング」を行うことで、脳からこれらの毒を排泄することができる

そしてこれらの神経毒物が排出されると、脳もスッキリしてくる
だから少食になると頭の中がクリアになり、集中力がアップする

✅断食で頭の中をデトックスすることができる

ちなみにこのように脳がクリアになると、物忘れも改善される

一般的に年をとると忘れ物が増えると言われているが、これもある程度改善させることができる

少食なら疲れない

✅食べ物を食べた後、つまり「消化」には実はかなりエネルギーを使う

つまり毎日3食きちんと食べてしまうと、この大きなエネルギーを消費する活動を1日に3回も行うことになる

このときの消費エネルギーは、なんとフルマラソンを走った後に消費するエネルギーに相当する

食べる量を減らすことでこのエネルギー分を節約できるわけだから、体が疲れにくくなるのは明白

またこの節約できたエネルギーを、別の所に使うこともできるようになる。例えば傷んでしまった臓器を修復したりなど

こういった修復活動にエネルギーを使えるようになることで、老化も防げる

そう考えると「1日3食食べる」のは、本来は少しだけやっておけばいい仕事をやり過ぎてしまっているせいで、本来やらなきゃいけない仕事に取り掛かれない状態になっているようなもの

体がやるべき仕事は他にもたくさんあるから、食事でエネルギーを使いすぎないことが大切

少食で体型も維持できる

1日1食にしてもガリガリになることはない。人間は1日1食でも十分体型を維持できる

本書の「半断食を行ったときの体重の変化を表すグラフ」では、確かに最初は体重が段々と落ちてしまっている

しかし4カ月目以降の体重の減少はストップし、6か月目以降は体重が右肩上がりに伸びている

✅断食することに体が慣れ、少ないエネルギー量でも体型を維持することができるように体が適応していくから

つまり小食になっても体がガリガリになってしまうことはない

それどころか少ないエネルギーでスリムな体型を維持できる、エコな体になっていく

加えて筋トレをすればスリムなだけではなく、筋肉がしっかりと付いた細マッチョになることもできる

まずは朝食抜きのプチ断食からスタート

具体的にどう少食にするのか

今まで1日3食モリモリ食べていた人は、いきなり1日1食は結構きつい

➡そういう人は、まず「朝ご飯を抜く」ことから始めるといい

まずは1日2食のプチ断食から

寝起きはお腹がついているからお腹が減らないか心配かもしれないが、続けていればだんだんと朝食抜きの生活に慣れてくる

水はもちろん飲んでいい。どうしてもお腹が減るならお茶やコーヒーなどを飲んで空腹を紛らわせるのもいいだろう

✅注意点として、この時の飲み物には砂糖やミルクは入れてはいけない

糖分の多い缶コーヒーなんかもってのほか。そんなのお菓子と変わらない

✅前日の夕食から翌日の昼食までは、18時間以上開けるようにすること

➡胃が完全に空になる時間を作ることで、体を休ませることができるから

例えば前日の夕食が19時だったとしたら、翌日の昼食は13時以降に摂るようにしよう

18時間を開けるならなるべ早い時間に晩御飯を食べ終えたほうがよい

逆に今まで1日3食食べていた時は、休む時間が全くなかったということ。そういう人の体はブラック企業もびっくりの労働環境

1日1食でもドカ食いはしない

1日2食になれたら、今度は1日1食にしてみよう

ここでも注意点がある

✅この1食は腹八分目に抑えておく

1日1食にしたからといって、いくらでも食べていいというわけではない

断食をしている最中にいきなり大量の食べ物を体の中に入れると、胃腸には想像以上の負担がかかる

1日1食になったと言っても、その1回がものすごい量だったら胃もハードワークで疲れてしまうことは想像できるだろう

これも病気や体調不良を引き起こす原因となってしまう。基本的にいを使いすぎないことが大事

自分を「体の経営者」と考えて、つらい仕事をさせすぎないようにすること。自分の体に大きな仕事をいきなり押し付けたりしてはいけない

週末断食だけでも効果あり

仕事で接待や会食が多いような人は、平日はどうしても1日1食は難しい場合がある
➡そういう人は休日に断食をするだけでも効果がある

仕事がオフの日は週に一度だけでも1日断食をして、1週間で溜まった毒素をデトックスするといい。それだけでも身も心もスッキリした感覚が得られるだろう

✅週末断食をする時は丸1日食事をしない日を作る

この日は水やお茶で水分補給をすることに加えて、朝と晩にファスティングドリンクを飲んでもいい

ファスティングドリンクには砂糖が入っているが、水やお茶は飲んでもいいとはいえ丸1日何も摂取しないとやはり辛いもの

「お腹がすいた」という感覚も強くなり、精神的にも辛くなってくる。そういうことを避けるためにも、ファスティングドリンクくらいは摂取してもいいだろう

✅断食をする上で大事なのは、断食に対して「つらい、苦しい」という感覚を持たないようにすること

だからこのように忙しい人は頻度を調節したり、断食が辛い人はドリンクで調節したりして無理なく続けられるように工夫をするといい

なるべく和食を食べる

健康的な食生活を送りたいなら、日本の伝統的な和食を食べると良い

一般的に肥満や高血圧などの病気の原因となる食事は高カロリー高タンパク高脂質、高精白、高砂糖の「5高食」と言われている

その点日本の伝統食はこの逆である「5低食」つまり理想の健康食

例えば梅干し・ごま・海苔・干し椎茸・抹茶などは、発がん性を抑える効果があることが知られている

また味噌や納豆、醤油や甘酒などの発酵食品も積極的に摂るといい

研究によると、みそ汁を飲むと肝臓がんや乳がんの発生率が大幅に抑えられることも分かっている

1日1食の食事をするときにはなるべく和食を食べるようにしよう

肉や牛乳、チーズは避ける

日本の伝統的な和食はあまりお肉は使わないため、肉はなるべく食べない方がいい

肉を食べたとき体の中では恐ろしいことが起きている

✅腸内で肉が腐敗すると有毒なアンモニアが発生し、これが臓器の炎症を引き起こす

さらに血液をドロドロにしてしまい、がんなどのあらゆる病気の原因となってしまう

実際に肉好きの人は野菜を好んで食べる人に比べて、何倍も大腸がんにかかりやすいと言われている

肉以外でも栄養は十分にとれる。野菜や豆、魚などから十分に栄養を摂取すればいい

他には牛乳やチーズも気をつけたほうがいい

牛乳に含まれる「カゼイン」と呼ばれるタンパク質は発がん性があるという研究結果が出ている

また牛乳はカルシウムが豊富といわれているが、同時に高タンパク高脂質なため消化吸収をする過程で逆に骨からカルシウムを奪う作用があることが指摘されている

だから牛乳を多く飲む人ほど骨粗しょう症になりやすく、骨折も多いというデータも出ている

肉も牛乳も摂り過ぎはちょっと気をつけたほういい

まとめ

まずは1日2食から始めて、徐々に1日1食にしていこう
朝食を抜くだけでも、続けていれば心身に変化が現れるだろう
それだけでも一歩「できる男」に近づくだろう


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