「問題集3周もしたから大丈夫!」これは要注意。理系科目の勉強法。
こんにちは。第16弾になります。本日は、理系科目の勉強での注意点をお伝えします。
〜「問題集3周したから大丈夫!」はほんとに大丈夫?〜
以前の投稿では、「ひたすら問題集を解き、できなかった問題にチェックをつけ、チェックがついた問題を解き直すを繰り返す」という勉強法をおすすめしました。これは、非常に効率的であることは誰しもがわかると思います。では、ほんとうに問題集を何度も回せばいいのか、と言われるとこれは要注意なのです。実際に経験したことがある人はいるのではないでしょうか?「問題集3周もしたのに平均点すらいかなかった…」心当たりはありませんか?
これは、実は非常に危険な勉強をしてしまっているのです。なぜかというと、問題集のチェックが全て外れた状態=家では全て解けたという状態でテストに臨んだのに、テストではあまり解けないという状態になっているからです。考えられる理由は
・そもそもテストが非常に難問すぎた
・テスト勉強をしてから何日もたってしまっている
・問題集の解き方が間違っている
この3つにおおよそなると考えられますが、しっかり勉強してきたのに、周りに比べてあまり成績がよくない人はほとんど3つ目の理由に当てはまるのではないかと思います。
そして、3つ目に当てはまる人は、ほとんど【理解=暗記】としてしまっていると私は考えます。これは大きな誤りです。もし次のようなことをやってしまっている人は、今すぐ改めましょう。
問題集を解く、直しをする、解く、直しをする、これを1問ずつ繰り返して、解説をよんで1周終わったとします。本当にその解説に納得していますか?もしかしたら、「こういう時は、この公式を使うんだ」「こういう時は、こう解くんだ」と” 暗記 “してしまったのではないでしょうか?これは、理解しているのでは決してなく、まんま覚えることで問題集を終わらせようとしているにすぎないのです。誰かにその問題を説明せよ、と言われたらできるでしょうか?きっと、「こういう時は、こうして、この公式を使うといい」という暗記の説明になってしまうのではないでしょうか?
解答を読んで、納得し、「なぜその解答になっているか」まで説明できるか、ぜひ自分の中で試してみてください。
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