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10:勉強の効率を上げる鍵は、勉強時間ではなく、「休憩時間」の工夫にある。

こんにちは。いよいよ第10弾となります。本日は勉強生活には欠かせない「休憩時間」をどのように工夫していたか、それをもとに勉強効率のアップ方法をお伝えできればなと思います。

~ここが踏ん張りどころ、慣れるたら非常に効率アップ~
「休憩30分しよう。。。あああああああ、もう時間だ。。。」そんなことを誰しも体感したことがあるのではないでしょうか。特に勉強を生活の中心にしている中高生のみなさんは、頭を大きく縦に振ったのではないでしょうか。勉強をしていると疲れて休憩したくなる、そんな時はだれでもあると思います。私ももちろんまったく同じです。短期集中型だった私は、基本的には1時間以上集中力がもつことは今でもあまりありません。
高校生の頃、テスト前だったため大量の数学の問題集演習を行っていた祝日のとある日、私はいつも通り30分ちょい演習を行って、疲れたなと思い、ちょっぴり休憩をとります。30分しかやってないから5分くらいでいっかと思い、5分脳を休めるように椅子の上でぼーっとします。そして5分後普通に勉強を再開しました。その後、集中が続いたので1時間半ほど勉強をします。さすがに疲れた私は、休憩しよう、と30分ベッドで横になることにします。スマホをいじりながら休憩し、そして時間がきてしまったため机に戻ります。(そんなにすんなり机に戻れるか!!!!と思った方は、ぜひ第4弾の「重い腰」に関する投稿をご覧ください。)すると、「あれ、さっきまで解いてた問題ってどこだっけ?。。。。。。。。。。あ!これか。」と考える時間が一瞬あったことに気が付きます。
そうです。私はこの時間に勉強時間の効率をあげる鍵があるのではないかと思います。考えてみてください。
「勉強を30分やって5分休憩する」これを6回繰り返す場合と、「勉強を1時間半やって30分休憩する」これを2回繰り返す場合。どちらも勉強自体は180分行っていますが、後半の「勉強1時間半と30分休憩」をする場合の方では、「さっきまで何やってたっけ」と休憩前までに何をやっていたか思い出すためのロスタイムが存在するのです。これは、小さな例なので、そんなに変わらないだろうと感じる方も多いと思いますが、これはつまりこのようなことはないでしょうか?
3連休の旅行明け、急に演習問題の例題テストをやると言われ、連休以前に習った演習を解いてみると、「あの時簡単にできた演習問題ができなくなっている。。。教科書から見直そう。」
つまり、意識してほしいことは【人間の記憶は、”秒”単位で質が落ちていく】ということです。
また、30分ずつ休憩をとる場合にはなかった「さっきまで何やってたっけ」時間。各休憩明けに1分このロスタイムを要すると仮定すると、このロスタイムが平日毎日ある人とロスタイムが平日はない人、1年間で比べるとおよそ200分の勉強時間の差が生まれます。

実はなめてはいけないこのロスタイム。ぜひ長期集中型の方で、勉強に悩んでいる人は、「休憩時間は、なるべく短い時間をこまめに」という短期集中型の勉強法に切り替えることを試してみてください。



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