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【相続/争族】大手弁護士事務所の対応 ⑤【Amazonアソシエイト審査中】

前回の続き、大手弁護士事務所で「相続関係調査」となる委任契約をしました。
このままこの流れで、この大手弁護士事務所に今後の相続問題の依頼も視野にいれていましたが。




a.「相続関係調査」におけるパラリーガルの対応


 実際は、相続手続きの必要書類収集なのでパラリーガルが対応する場合が殆どのようです。
当初、このパラリーガルの対応は悪くはなかったものの次第にミスコミュニケーションが増えてきました。
 最後は「ご自分で電話で直接、金融機関に問い合わせても問題ないですよ」と言い放ちました。
この発言や対応は不適切だと思います。
なぜなら彼らは弁護士の職権で、金融機関への照会や個人情報開示を求めることができます。私個人が開示を求めるには、直接窓口へ出向き、被相続人との関係書類を提示しなければなりません。
 その後、このパラリーガルとのやり取りに苦戦することが増えてきました。一つの書類収集に対しても、気が利かないことが多く、こちらが調べて追加で依頼することも多くありました。

 約3週間の期間と書類収集だけのやりとりですが、この事務作業の点でもあまり信用・信頼がおけない気持ちが沸いてきました。


担当弁護士のとのやりとり



b.担当女性弁護士の対応



 私は書類収集の内容次第では相続協議について、この担当女性弁護士に依頼しようかと考えていました。
 しかし、必要書類収集に際してパラリーガルへの指示が曖昧だったこと、
産休明けで不在が多く連絡が取れない状態が続きました。(その弁護士の代行をする弁護士も決まっていません)
 もし、遺産分割調停となった場合にこの弁護士が出廷してくれるのかどうかというのも不安に感じ、女性弁護士へ確認をしました。
その回答は、「その時は他の弁護士が対応しますので、問題ありません」とのことです。
 場合によっては「最後まで私が担当せず、途中で担当弁護士が変わる場合もある」といった主旨でもあり、タッグを組むといったタイプではなさそうでした。

 私は、継続的に相談や連絡といったコミュニケーションが取れるものだと思っていたのですが、どうやらそうではなさそうでした。



c.事務所代表弁護士との接見



 その時はまだ「相続関係紛争サポート」の契約とこの間の数週間だけのやり取りにすぎませんが、今後の問題解決に向けて、この担当弁護士とパラリーガルの対応に不安を感じ、この事務所の代表弁護士へ事情説明を求め、接見に応じてもらいました。
 代表弁護士からは、「離婚や相続問題でやってくる人はいくらでもいますし、期間も長期化する傾向が強いです」と言いながら、「まぁ、依頼人は他にもいますからね」と言ったあしらい方でした。



 大手弁護士事務所なので、仕事の依頼はいくらでもあるのでしょう。
むしろ弁護士事務所側が依頼人を選んでいると言っても過言ではありません。
いくら相手が弁護士とはいえ、信頼できないような人に依頼するつもりはありません。こちらは高い着手金や報酬を払う側です。

 結局、この大手事務所との契約は「相続関係紛争サポート」のみで終了しました。
 そこで感じたことは、大手だから安心とか中小だからダメとかという判断はではなく、あくまでも”弁護士との相性”なんだ、と実感しました。

 家事事件は完全なるオーダーメイドなのです。だからこそ、高額な着手金や報酬を払ってまで法律家、専門知識を持つ人に依頼する価値があるのです。当然そこには、「信頼・信用」も含まれています。


そして、最初に相談した弁護士事務所へ再訪問するのでした。




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