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74. 中学生時代に父親からもらった時計

みなさんこんにちは。


今回は中学生時代に父親からもらった時計について書いていきたいと思います。

僕にとっては、人生の起点となるプレゼントではないかなと思います。

このもらった時計から時計にどハマりしていったので、ここから人生が大きく変わった訳ではないのですが、後に大きな人生の分岐を決める一つの出来事でもあったと思います。


クリスマスにもらった父親からのプレゼント


みなさんはサンタさんっていつまで信じてましたか?

僕は割と遅く(中学1年くらい)まで信じて?いるかも?くらいには思っていました。

そんな中学1年生クリスマスの夜、父からこう言われました。

「ひで、お前もうサンタさん信じてないじゃろ、これクリスマスプレゼントな。」

そう言ってもらったのが、SEIKOの「7T92-0CF0」というクロノグラフの時計でした。

ちなみに「クロノグラフ」とは、ストップウォッチ機能が付いた時計のことで、よく時計の中に、小さな針が付いている丸い窓みたいなのが付いてる時計ってありますよね。

父親も時計が好きで、色んな時計を持っていて、その中でもロレックスの鉄製の時計がかっこいいなと思ってました。

もらった時計も鉄製の時計で、中学生ながらにかっこいいのと、ちょっと大人っぽくて気恥ずかしいので、自分のアイデンティティみたいになってました。

当時ベルトが少し大きかったのか、時計を付けてる左腕を少し揺らすという癖までついてました笑

周りにも鉄製の時計を付けてる同級生は少なくて、自分のちっちゃな誇りみたいにもなってました。


そんな時計に魅せられて

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そんな重厚感のある鉄製で、ストップウォッチも付いてて、綺麗なブルーの文字盤の時計がカッコ良すぎて、色んなかっこいい時計が欲しくなりました。

中学生の約3年間で、近くのショピングモールや商業施設に行って、時計のカタログを大量に取ってくるのが趣味になってました。

最初は鉄製の重厚感のある時計の見た目にハマっていたのですが、カタログを見ているうちにだんだん機械式時計のアッセンブリ図の方が好きになっていきました。

アッセンブリとは「組み立て」という意味なのですが、よく車や家や商品の構造がどうなっているかを、部品がバラバラになった状態でどうくっつくかを示している図が好きでした。


一つ一つの部品がそもそも美しくて、見惚れてしまうんですが、それが最終的に一つの時計になって、何千の部品が一つの針を動かしているのが綺麗でどんどんハマっていきました。


それからは、だんだんかっこいい時計が欲しい、から、時計の中身を作りたいと思うようになりました。

大学は工学部に行ったんですが、まさにその決め手になったのは、父親からのプレゼントの時計で、時計が作りたいと思って工学部を選んだというのもあります。

今はベルトが壊れてしまっていて、別の時計を着けているんですが、社会人4、5年目までの15年は着け続けていました。

長いこと使い続けてましたが、これからも愛用していきたいと思います。


まとめ

今回は、中学生時代に父親からもらった時計が大学の入学までもを左右したという話でした。

時計についてはまた細かく紹介していきたいなと思いますが、父親や近くにいる人の影響って受けやすいなって改めて思いました。

父親は普段しっかりしていて、近づきにくい印象が小さい頃からありましたが、家族思いで、色んなことに挑戦してきた人でもあります。

前はしっかりし過ぎてて少し畏怖の念があった両親で、今はあまり話さない距離にいる両親ですが、働きぶりや趣味へのこだわり方も、今になって思い出せば、かなり尊敬できる人だなって思います。

仕事も本気でやりつつ、家のことや遊びに行くことも本気で取り組んでいた両親がいるから、今の仕事ややりたいことに熱心になれる僕がいるのかなって思います。


これからも周りにいる人を大事にして、仕事もこれからのことも真剣に取り組んでいきたいと思います。


それではまたどこかで。

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