108. 失敗をする。しかし、それが人生のターニングポイントだと思う〜塚本幸一の格言〜
みなさんこんにちは。
今回は、ワコールの創業者、塚本幸一さんの格言について紹介していきたいと思います。
塚本幸一とは
1920年に宮城県仙台市に繊維問屋の長男として生まれました。
1938年に八幡商業学校を卒業し、1946年、第二次世界大戦の兵役から無事生還した日に、和江商事を創業しました。
1949年に、「ブラパット」と出会い、「日本の女性を美しくしたい」という想いから婦人用下着メーカーとなりました。
1950年に百貨店として初めて高島屋京都店にワコールの女性下着売り場がオープンしました。
日本女性が和装から洋装へと変わっていく変換期に、日本女性には馴染みのなかった婦人洋装下着を自らデザインし、自社工場での製造を始めました。
まだ古い借家を事務所にしていた頃から「国内市場を制覇していずれ海外進出する」と宣言しており、実際に実現してきました。
失敗をする。しかし、それが人生のターニングポイントだと思う。
人生には新しいことに挑戦したり、努力を続けていると、失敗することは多々あると思います。
その中で、失敗をどう受けとけるかが今後に生かされていくのではないかと思います。
失敗したことに対して、それがなぜ失敗したのか、どう改善することで次うまくいくようになるのか、考えることで次の一手が生まれてきます。
また、多くの創業者は成功よりも失敗の方が価値があるという方が多くいます。
失敗を経験することでどこが悪いのかを考える、そしてその失敗から学んだことを自分で変えようと思った時、初めて人生が変わっていくのではないでしょうか。
ワコールの創業者、塚本幸一さんも、創業当初、税務署の係官が訪れ、商売をするなら税金を払えと言われたそうです。
正直に申告すれば儲けの半分は税金で持っていかれ急成長が望めないと分かると、
と税務官に交渉したそうです。
失敗ではないですが、今のピンチをどうやって解決するかを考えることで、今後のチャンスに変えていくところを見ると、絶対に事業を成功させるという覚悟が見えますね。
そして、税収を倍々にすることで、自分の売上も立てていくことが必然になってきます。
そうやって、事業の拡張と社員のことを考えた政策をしてきたことで、世界進出まで果たしたこの幸一さんはかっこいい人だなと思いました。
最後に
今回は、ワコールの塚本幸一さんについてご紹介してきました。
実は塚本幸一さんの事業を立ち上げてから、会社を伸ばしていく中でも、改革を色々とやってきた過去があります。
その度に、世の中をよくしようというビジョンの中間には、色んな波風がありました。
その中でも、自分にできることは、最大限望む目標のために何ができるかを考えて、一つ一つ解決してきたのを知ると、まさにこの人は失敗を毎回ターニングポイントとして大きく変えてきました。
どんな事業かではなく、何を成し遂げるために目の前のことをやっているのかを考えることが大事なんでしょうね。
僕も長い目で見た目標から、目の前のやるべきことや壁を乗り越えていこうと思います。
それではまたどこかで。