86. 高校の修学旅行でできた彼女の話vol.4
みなさんこんにちは。
前回は、ついにバスの中で告白!ということで、その後2人はどうなったのか?
そもそも、また会えたのか、気になるその後を見ていきましょう。
みんなが寝静まった暗いバスの中、僕はバスの通路の一番後ろで片膝をついて告白をしました。
その答えは、
「飛行機に乗るまでに答えるね!」
でした。
僕は男友達とウキウキしながら、一緒に馬鹿な妄想をしながら飛行場までのバスの中を楽しみました。
そんなこんなで2、3時間経って飛行場に着きました。
時間は既に22時を過ぎた割と夜遅い到着だったと思います。
それからみんなで纏まって搭乗手続きを進めていました。
僕は髪がちょいアフロみたいな別の男友達がトイレに行くというので、列の一番後ろで例の仲のいい男友達と並んで談笑していました。
列がなかなか進まないながらも旅行中ということもあり、男子3人で仮面ライダーの変身シーンをどれだけ大袈裟にできるかという大会をとても楽しくしていました。
すると、搭乗手続きをしていた先生がみんなに何か話しながら後ろに回ってきました。
「他の団体とダブルブッキングしたらしい!なるべくみんなが乗れるように交渉中だから!」
簡単に言うと、他の団体とうちの学校の飛行機の席が丸々予約時に被っていたらしく、どちらが席を取るかで揉めていたために、列が全然進まなかったと言うことでした。
旅行に来ている僕たちとしては、こういったハプニングは大好物なので、そのハプニングも思う存分に楽しませてもらいました笑
それでもさすが何百人も生徒を預かっている先生方は、必死に1人でも多く日本に予定通り返そうとかなり頑張って搭乗口で粘ってくれていました。
僕らの列はほんのちょっとずつでしたが進み始め、後もう少しで搭乗手続き、と言うところで先生から一言。
「すまん。お前ら3人の席が確保してやれんかった。1日後の便で帰ることになったから、先生も一緒に残るから安心してくれ。」
それを伝えられた僕たちは、
「まじ!?よっしゃぁぁあああ!!!ボーナスゲームじゃん!?!?!?」
何の責任もない僕らからしたら、遊ぶ時間が1日増えただけなので、ただただ嬉しいばかりでした。
その頃には、夜の2時頃になっており、晩御飯も食べていなかったので、晩御飯を食べに行こうと言うことになりました。
もちろん旅行会社の全ゴチです笑
その日は焼肉の食べ放題で、男子3人と先生とでめちゃくちゃ騒ぎながらお腹いっぱい焼肉を頬張り、
次の日も一日空くのでいきたいところに行っていいと言うので、近くの大型テーマパークプール施設「サンウェイラグーン」に行くことになりました。
さて、みなさんお気づきですよね?
告白の返事を「飛行機に乗るまで」と言っていたので、実はまだこの時には告白の返事はもらっていません!
ダブルブッキングという中々ないイベントで告白の返事がまだ聞けてない!
今回はこの辺にしておこうと思います。
次回、ついに答えは聞けるのか?
引っ張りに引っ張ってますが、思い出しながら書いてると意外と長くなりますね笑
気長にお付き合い頂けるとありがたいです笑
それではまたどこかで。
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