ネーム講座に行ってきました②【全5回】
漫画家・福田素子先生が講師を務めるネーム講座第2回目が佐伯市の三余館にて開催されました!
↓リンクから第一回の記事に飛べます↓
まず初めに配られたのは先生お手製のB4サイズ原稿用紙!
「今は投稿の形も色々ありサイズの規定も変わっていたりしますが、今回は雑誌のアナログ投稿の規定で多いB4原稿用紙サイズの見本を持ってきました。アナログ作家さんはこのサイズで描くことがほとんどだと思います」という先生の解説を聞きながら眺める原稿用紙….やっぱり実物があるとイメージがしやすくて良いですね。アナログ作家さんもこんなサイズの用紙で漫画を….でっかいな….
前回のおさらいの「漫画原稿用紙について」の資料としても使われました。
15分間、漫画を描くにあたっての講習を受けた後
今回の課題である
【物語のイントロを3ページにおさめよう!】に取り組みました
全16ページ(扉絵を除くと15ページ)のネームを作る中で、物語の導入に枚数を割いてしまうと【主人公が生き物と出会い、泣いているその生き物を笑顔にする】という結末まで辿り着かなくなってしまい、更に読む人は冗長に感じてしまいます。なので「主人公の人となり」「どういう経緯で生き物に出会うか」という内容を3ページに収めてしまおうというものです。
難易度が…難易度が高い!!!!(先生も難易度高いけど頑張ってね♡とおっしゃっていた)
今回も制限時間をもうけて課題に取り組んでもらい、順番に先生に呼ばれて個人相談というスタイル。
何が凄いってみなさん四苦八苦しながらも全員時間内で課題をクリアしてるんですよ。優秀が過ぎる!!!
そして最後の10分で【みんなで周る!各机ネーム見学ツアー】まで出来きたという充実の2時間でした!!
今までページ数のある漫画を描いた事が無く10ページ以上の漫画制作は鬼門とすら思っていた私には、今回の課題である【物語のイントロを3ページにおさめよう!】という展開ごとにページ数を区切っていくという手法は目から鱗でした。短編の集合体と思ってやれば長編もそんな気負わなくていけるのでは?!と気づきを得た今、枚数の多い漫画も途端にいけそうな気がしてきました。気がしているだけなのですが、なんか霧が晴れてよかったです。
今回のネーム進捗
解説をネーム用紙にまとめるのに夢中で、かなりギリギリの時間で自分のネームに手を付ける事に。
私のネームの作り方はA4のコピー用紙を折って跡を付け、漫画のページに見立ててコマを置くというものです。良い点は描くスペースが小さい為余白を埋めやすく、ひとめで全体の流れが見やすい事。悪い点は小さすぎてセリフが入らない事と、1ページ丸々間違えるとページがずれてく事ですね。
↓第3回はこちらから↓